大月地獄谷 六甲屈指の難路

六甲屈指の難路、大月地獄谷

~ルートファインディングは確実に行い、みよし観音に詰め上がる~

2020年2月2日

JR住吉駅より神戸市バス38系統「渦森橋:うずもりばし」下車。ちょうど西谷公園前にバス停がある。下車後、反対車線を少し下り「西谷川」の橋を渡り変形四叉路を北東方向に進む。しばらく道なりに登るとヘアピンカープに差し掛かり、カーブの先に見える堰堤がこのルートの取りつきとなる。

ルート全体を通して、堰堤や谷止めが20か所以上ある。序盤は六甲屈指の難路には思えないほどの快適なハイキングが楽しめ、中盤は流石に滝が多く巻くのに難儀を強いられる。いわば、ここがハイライトか。

後半はヤブ地獄となり、そこを抜けるとようやくミヤコザサのエリアに入る。ここからみよし観音までの急登は、最後のひと踏ん張りが必要。

※このルートの地図表記が色々あって混乱したが、まとめると大月地獄谷=紅葉谷=西谷川右俣(住吉川支流)となる。ちなみに、もう一つの難路「西山谷」も西谷川左俣ということになる。西谷川の分岐点は渦森橋のある「西谷公園」。


JR住吉駅から国道二号線に向かい、市バス38系統で渦森橋まで向かう。

降り立った渦森橋は西谷公園の前になる。約15分のバス旅行。

反対車線に渡り一旦、来た道を下っていく。

西谷川にかかる西谷橋を渡り左折。左折すぐを右手(北東方向)へ進んでいく。

途中、ひょうきんな魚のイラスト看板があるが、このルートで魚の姿は見かけなかった(笑)

緩やかな坂を10分ほど進むと、ヘアピンカープに差し掛かる。正面には巨大な堰堤がお目見え。大月地獄谷の取り付きはフェンスの裏手からになる。

堰堤内は、週末の雨のせいかややぬかるんでいた。人間の靴跡とイノシシの足跡が混在するのも面白い。

進んですぐの所。左岸に、恐らく住吉霊園に続くと思われる階段があった。機会があれば調べてみようと思う。

序盤は、六甲屈指の難路とは思えないほど快適な遡行がたのしめる。夏ならジャブジャブしながら進みたい所だ。

小滝の連続に続き、すこし深い釜をもつ段滝があったり、歩いていて飽きない。水質は今の季節だとこんなものだろう。

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