大月地獄谷 六甲屈指の難路

二番目に越えた堰堤。右岸から越えたけど天端に降り立つまでが、少し難儀だった。土留めの金網がかえってすべりやすく気が抜けない。

堰堤内には藪椿が咲いていてホッとする瞬間だ。

難儀した堰堤を振り返ると、なんともいい景色が広がる。朝食が軽かったので、もうここでお昼にしてもいいかと思った。でもまだ10時前、チョコを口に放り込んで進む。

広い河原に、古い谷止めがあった。もう何年かしたら自然に帰るんだろ。

途中、手にかけた石が剥がれたら中から冬眠中のクロナガオサムシ(マイマイカブリ)が出てきた。寝ている所申し訳ない。そっと押し込んで、剥がれた石で蓋をしておいた。

徐々に堰堤の巻き道もきつくなってきて、いよいよ中流域に入ったことがうかがえる。

隣の西山谷もなかなかの巻きが続くが、ここもかなりしんどい。

渓相も目まぐるしく変わり、今のところ飽きずに遡行ができている。

だんだん小さく巻くのが面倒になったので、沢筋を進むことにする。

しばらく進むと、紅葉谷第二砂防ダムを越える。ここを振り向くと・・・

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