西山谷右俣 気になる無名の谷を詰める

【西山谷右俣~天狗岩・・赤滝谷敗退】2020.02.09

昨年の夏は、西山谷遡行やシャワークライミングで始まったようなものだが、そのさい地形図でに気になる谷筋があったので候補にしておいた。今回はそのルート探索に加えて、天狗岩からはヤブ地獄の赤滝谷を下りの赤滝を見てから下山する計画を立てた。

結果としては、天狗岩に到達した時点で赤滝谷への下降は断念。通常の天狗岩南尾根を下って帰路についた。

まず、JR住吉駅から市バスで「渦森台4丁目」まで上がり、西山谷を遡行する。千丈谷第五堰堤から、候補の右俣に取付いていく。一旦谷筋を詰め上がり、コルから再び西山谷を目指し下り、ホチキス堰堤から天狗岩を目指して登り返していく。


JR住吉駅から市バス38系統で約20分、「渦森台4丁目」で下車する。もう9時を回っているのに、バス停の行灯にまだ灯が入っている。

いつものように、ゲート左隅から入って行く。

徒渉地点のミツマタのつぼみはまだ固そう。これが咲いたら春が来る。

千丈谷第2・3堰堤を同時に巻いていく。

上手く巻けると、この滝の手前に降り立つことが出来る。この滝は右岸から巻いていくが、今日は巻き道にも流れが出来ていた。

次のこの滝は釜を少しへつれば、左岸流芯そばが階段状になっているので登りやすい。

週末寒波の影響か、ふるさとの滝手前の、岩から水が流れ出している地点には一部つららが残っていた。水質はよく分からないが、過去にたらふく飲んでも不調は出ていないので、まぁ大丈夫なんだろう。

ふるさとの滝は右岸を巻いていく。

千丈谷第五堰堤の巻き道にある鎖場。ロッコペリは不安定な鎖より、しっかりしたスタンスを登るのが好きだ。

去年は一度底抜けして水が無くなっていたが、再びエメラルド色の綺麗な水が溜まっていた。でも、満水時に比べるとはるかに貯水量は少ない。

右岸を巻きながら、対岸の取りつきまでのルートをじっくり観察する。

右俣取付きの河口より、さっき立っていた対岸を撮影する。

右俣の遡行開始すぐは、岩クズが流れ込む谷を登っていく。

すぐに、高さ6m程の枯れ滝がお目見えする。中央を進むが、ボロボロに岩が剥がれるので慎重に体重をかけて登っていく。

滝を登ると、昨日降った雪が少し残っていた。そして、棘植物がいきなり繁茂している。今日の足元は地下足袋なのでなんだか嫌な感じだ。

コメント