摩耶・長峰エリア

イノシシのある展望地尾根 お隣に負けてない

先週遡行した、老婆谷中俣を今週は下ってみようという算段。そして、アプローチルートを行者尾根の東、一つ谷をはさんでお隣にある「イノシシのある展望地尾根」を選んでみた。老婆谷中俣を下った後は、すぐの二俣から老婆谷右俣を登り返し旧天上寺を経て掬星台へ向かう。
摩耶・長峰エリア

老婆谷中俣 鬼婆の住む谷

老婆谷分岐を過ぎ本流をたどりながら進むと、左手に10m程の岩壁状の滝がある大きな二俣の地点に到着する。それが、老婆谷中俣の取り付きとなる。中俣を進んで2/3の所に、このルートの核心部の巨大チョックストーンや、チョックストーン三兄弟と呼ばれる難関が待ち受けている。大人しいイメージの摩耶山の裏の顔、いわゆる鬼婆の住み家というわけだ。
摩耶・長峰エリア

木ノ袋谷D1_rルンゼ

最近は地形図の谷を眺めることが多くなり、前回木ノ袋谷へ行ったのでこの辺りを順番に歩いてみようと思った次第。先人たちの情報も参考にしながらの山行だが、見ると行くとでは大違い。急斜面を前に、「こんなとこどうやって登ったのか?」と、行くか戻るか思案六法。先人たちのクライミング技術に感心しながら、未熟ゆえルンゼ1本で満腹だ。
西播エリア

御津アルプス縦走

御津アルプス縦走は、揖保川町の石見神社からスタートする。序盤の「古墳群路」と呼ばれる、無数の古墳が点在するエリアを抜け、瀬戸内の風景を愛でながら相生市の天下台山までのルートとなっている。ルートの特徴は、最高地点でも328mしかなく低山の部類に入るが、累積標高は1500mを越えるハードなルートとなっている。
摩耶・長峰エリア

岩ヂャレ東のルンゼ

山寺尾根周辺や東谷周辺で、以前から気になっていた無名の谷筋やルンゼをまとめて徘徊する。無名ゆえ便宜上、「岩ヂャレ東ルンゼ」とか「摩耶東谷ルンゼ」「マヤカン尾根」などど私称しているので、地図と見比べてご理解いただければと思う。特に岩ヂャレ東ルンゼは、その名の通りガレの発生源で終始落石に注意が必要、足元は浮石だらけで一部大きく岩板が剥がれたりと気が抜けない登りとなった。
須磨・菊水・鍋蓋・再度エリア

烏原鉄塔巡視路探索 敗退

今回は、烏原貯水池の立ヶ畑堰堤(烏原ダム)の東尾根ルートを探索する。先日、烏原貯水池の周遊路を歩いていて、気になる取付きがあったので読図の練習もかねて行って見ることにした。 本来の烏原鉄塔巡視路の取付きは、烏原貯水池周遊路を時計回りで進んだ場合、北詰めにかかる三日月橋を渡り、車止めから
摩耶・長峰エリア

長峰山・山羊戸渡 Go To Ridge転じてゴートリッジ?

山羊戸渡は今回で2回目。前回の山行では、濃霧が楽しめたが今回は秋晴れの山行となった。 阪急六甲から、六甲ケーブル下駅を経由し表六甲ドライブウェイの起点、六甲新大橋の交差点に向かう。途中、長峰山の東壁面や弁天滝を観ながら緩い坂を上って行く。起点から100m毎に標識があり「表六甲0.8」のカーブまで歩いていく。
六甲山エリア

六甲登山架空索道

戦前の六甲山には、六甲山ケーブル、六甲山登山ロープウェイ(架空索道)、摩耶ケーブルが存在し山も大賑わいだったようだ。戦争末期になると、鉄不足から当然これら施設も不要不急と目を付けられ、手っ取り早く撤去可能な六甲登山ロープウェイが昭和19年に取り壊された。幸運にも六甲登山ロープウェイ撤去直後に終戦となったため、他の2ケーブルは現在まで残ることができた。
六甲山エリア

六甲全山縦走

登山を初めて日が浅いのにどうせやるならと、いきなり高い目標を掲げて六甲全山縦走への参加を決めたのが春先のこと。夏ぐらいから、分割ハイクやナイトハイクをしながらトレーニングを重ねた。そして本番当日、阪急六甲の始発電車に向かう時点であいにくの雨。ホームについても、参加者らしい姿はなく不安がよぎる。