観音寺谷をつめる

思わぬ廃墟に出会えて気分も上々。下山路は、宝篋印塔の手前のコルから摩耶東谷へ下ることにする。もともと、杣谷からの参詣路があったとされ、MuscleさんやTokiwaさんをはじめ多くのマニアが痕跡を探したが、発見には至っていない。

勝手知ったるルートなので、さっさと下っていく。5本杉の間にあるトラ模様の電線カバーを過ぎ、谷止めを2つほど過ぎたあたりから、谷へ降りていく。

相変わらず荒れた谷筋だが、左岸を意識して下っていけば問題なく東谷へ出会うことができる。途中13時発のロープウェイが頭上を通過した。東谷出会い手前の貧相な滝は、氷瀑になると表情を一変しなかなか楽しめる滝となる。この冬の大寒波が楽しみだ。

二条の滝を下り、ここが参道であった宝塔の名残を定点観測し、さらに下っていく。

天照大神のある展望岩で遅めの昼食をとり、本日の収穫を思い出してみる。堰堤下の見返り滝は水量が少ないく見劣りする。

気持ちよく下っていくと、深谷堰堤付近で倒木が道を塞いでいた。さらに、前から気になっていた杣谷川の徒渉地点の黒パイプの残骸。あまりに汚いので、近日中に整備しようと思う。

※倒木は知人のHamさんが一部処理をしてくれました。

合計距離: 3.99 km
最高点の標高: 511 m
最低点の標高: 96 m
累積標高(上り): 518 m
累積標高(下り): -444 m
総所要時間: 04:06:38
Download file: 201206_kannonji_niji.gpx

●観音寺谷周辺の様子はこちらから

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