次の堰堤は、右岸より巻いていく。
このナメ滝は、右岸の流れのそばを登る。
次の鋼製堰堤は、左岸より巻いていくが、どこもボロボロに風化してる。自らが、上に見える岩クズの崩落を招く恐れがあり、意外に難しい。
ホールドがことごとく崩れるので、山友さんも難儀している。直上の岩を、崩落させないように神経をつかう。
中盤の難関、チョックストーン滝を左岸より越える。コケで滑りやすいので、上部の処理が面倒だった。
山友さん、滑りながらも顔がにやけている。アドレナリンのなせる業か?
次のぬめった斜爆は、細かなスタンスを拾って慎重にクリアする。
続く山友さんも、慎重に登ってくる。料理で言えばまだオードブル、メインディッシュまで頑張らねば。
老婆谷との二俣を右俣に進み、堰堤を右岸から越えるとここにやって来る。いよいよ老婆谷中俣の始まりだ。進む左俣はいきなり10mの壁が待っている。
ここで身支度を整え、細かい段差を拾って登っていく。まだ濡れるには、ちょっと冷たいので流れの脇を登っていく。
上から見るとこんな感じ。斜度は60度~70度くらいか。山友さんも、懸命にスタンスを探しながら登ってくる。初見ではスパイクの安心感が担保となる。
10mの滝の後は、黒くぬめった斜爆がしばらく続く。
コメント