この4mほどの岩塊は灌木を利用して登っていく。スタンス多く、特に不自由はない。
次いで、この藪っぽい所は 頭から松葉や腐葉土を被りながらクリアしてく。
ちょっと小休止出来るところは無いかと、辺りを見まわすと1mほどの、正に「テーブル」が転がっていた。上面は平らで、かつ水平なので火おこしにはおあつらえ向きだ。でも、昼には早いので先に進む。
テーブルの先には、5m程の岩壁が登場。簡単そうに思えたが、それぞれが微妙にハングしているので手こずった。
クリアして上から見下ろすも、写真では境目が分かり辛く、高度感も皆無だ。
さらに、落ち葉の詰まったガレ―を登っていく。ただ、枝に積もった松葉も降ってくるため、背中に入って難儀する。
よじ登っている時、ふと西側に目やると何とも上手い具合にはさまった岩があった。偶然のオブジェとしてはとても面白い。
登り着いた所で、垂直ののっぺりした岩に阻まれる。ハングしているので、登る事ができない。さすがに巻き道を探す。
東から巻けそうなので、一気に足を掛けたらズルっと岩が剥がれた。ここは岩尾根、慎重にいかねばと、気持ちを切り替える。
その先は、スタンス多くすんなり登って行けた。
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