老婆谷中俣 鬼婆の家に縦走鬼を連れて行く

【老婆谷中俣~木ノ袋谷北尾根岩塔】2020.01.26

昨年12月、木ノ袋谷のゴルジュへお誘いした山友さん。短期間で27回も六甲全山縦走をこなす、まさに「縦走鬼」だ。 同年代なのに体力では、ロッコペリは縦走鬼の足元にも遠く及ばない。

今回は、更なるバリエーションルート「老婆谷中俣」へお誘いすると快諾のお返事。バリ三種の神器(ヘルメット、ハーネス、チェーンスパイク)を持参して頂き、王子公園駅を出発した。

青谷橋から青谷道を経て、 不動瀧の禊場まで一気に登っていく。その先、摩耶大杉尾根へのアプローチをトラバースし、禊場(みそぎば)の上流より、老婆谷へ入渓する。

中俣での激登りを楽しんだ後は、掬星台にて昼食。その後は、天空のカフェ(木ノ袋谷北尾根岩塔のテラス)へご案内する。

ここへは、懸垂下降が必要なので、縦走鬼にはたっぷり練習して頂いた。万一に備え、バックアップには万全を期す。

読図やルートファインディングを交えてのバリルート山行、満足いただけたと思うが真相はいかに?!。


バリエーションルートにしては、遅いスタート。でも、幾らでもスピードは上げられるから心配はいらない。

毎日登山の方が、下山する時間に登っていく。ここまで10分と良いペース。

不動瀧の禊場を通過してそのまま青谷道を進んでいく。この橋の先は行った事がない。

不動瀧を更に進んで、道が90度北に転進する地点が摩耶大杉尾根の取りつきになる。ここを、西に入ってトラバースしていく。

適当な所を、老婆谷へ下って行く。

山友さんも、ちょっとズルっと行ったが無事入渓。

入渓地点は天気のせいか、やや薄暗く陰鬱な感じがする。

とりあえず、流芯付近をどんどん登っていく。

鉄製堰堤の小滝を、まずは小手調べに登っていく。

小滝の上にはパイプが伸び、この取水枡につながっていた。禊場の「うたせ水」はここからのようだ。

鉄製堰堤を左岸から越え、釜の縁をへつって流芯を登っていく。この釜、見た目より結構深い。ドボンすると胸までつかりそうだ。

山友さん、序盤から難易度を上げてクリアしようとする。チャレンジ精神旺盛。

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