丹生山・帝釈山エリア

梵天滝と地底探検

昨年に引き続き、jyunntarou先生(以降J先生)から「今年も梵天滝にササユリ見に行きませんか?」とのお誘いに、2つ返事でOKしたロッコペリ。「それと、今年は課題の立坑に50mロープいっぱいまで潜りましょう」との提案。J先生の登山技術と度胸には、遠く足元にも及ばないが互いに信頼しあっての冒険は、単独ではできないことが出来てしまう醍醐味があった。
摩耶・長峰エリア

苔のルンゼ三期へ

竣工したはずの苔のルンゼの整備、梅雨を前に苔の復活を心待ちにしていた矢先の5月某日、長峰さんから驚愕の連絡が入った。なんと、2月に巨大な倒木の幹を切り落とす作業をしたときの、根っこの部分が局地的豪雨でルンゼに崩落していると言うではないか。木ノ袋谷探索中だった長峰さんからの写真を見るまでは、にわかに信じられない内容だった。「自然との闘いは、こうも過酷な物とは・・・。」
摩耶・長峰エリア

神戸登山研修所

王子公園改修にともない、その存続が危ぶまれる神戸登山研修所。幸い市民からの強い反対で残すことのなった。1992年10月には神戸でワールドカップも開かれ、ロッククライミングと合わせて当時の神戸は、登山では最先端の街だった。今では、オリンピックで正式種目でボルダリング(スポーツクライミング)が採用され、各地域で大規模なクライミングジムが整備されるなど、その盛り上がりは留まることをしらない。
摩耶・長峰エリア

摩耶東谷

先月に山行を再開させたグループと、今回は今後のスキルアップもかねて摩耶東谷でロープワークと懸垂下降の講習を行った。メンバーの中には、グレードの高い山域に行くようになった方もいるので、事故やけがを防ぐ意味でもしっかりと伝えておきたいと思う。とは言っても、それだけでは面白くないので、深谷堰堤からの小滝群で遡行を楽しむことにした。
西播エリア

高御位山縦走

前日に、野暮用で実家の姫路に寄ったので、帰りに以前より気になっていた高御位連山の桶居山に登ってみた。桶居山は、新快速の車窓からも特徴的なピラミッドピークの尖山だ。色々なルート取りが楽しめる播磨の里山なので、今日は予備知識ゼロ、地形図のみ印刷しての山行にしてみた。高御位山のメインルートは何度が訪れているので、合流してから下山ルートを考えるという出たとこ勝負だ。
摩耶・長峰エリア

杣谷川の支谷

杣谷川の支谷にあるナメ滝。今回訪れたのは、苔のルンゼへの重量物運搬の好適路になるかの確認がメイン。加えて、事故後に、すっかり臆病になってしまったメンタルの再強化への挑戦でもある。見た目は何の変哲もないナメ滝に見えたが、斜度もそこそこあり高さも全体で20mほどある。登り始めてすぐに、手足が乏しく苦労する羽目になった。
六甲山エリア

坊主山の桜ヶ丘銅鐸

年初に、郷土史家の方から「神戸市にも国宝の銅鐸と銅戈が出土したところがある」と、情報を頂いた。詳しく聞くと近くの坊主山の山中とのことで、6年前に一度読図の練習に出かけた場所でもあり行って見るとことにした。実は、「国宝」の出土地保存を、史家のグループが神戸市に働きかけているようだが、あれこれ理由をつけて重い腰を中々上げようとしない。
丹生山・帝釈山エリア

丹生山系雨中ハイク

今回のコースは、大池駅~天下辻~屏風川中俣谷A沢~黒甲越東道~峠の小径~右俣平~右俣谷D沢~黒甲越~鰻ノ手池~柏尾谷池往復~兵カン道~谷上駅。いつもの、丹生山系を知り尽くしたメンバーに案内して頂くお気楽山行なのだ。屏風川周辺の道は全てマイナールート。危険な所やヤブはないが、枝道も多いので土地勘のない方は地図での現在位置の確認が必要。
六甲山エリア

西滝ヶ谷から水晶谷へ

ずいぶん前から、水晶谷へ行って見たいとの連絡を受けていたので、今回それが実現したかたちだ。転落事故から2週間、痛み止めに頼らなくても良くはなっているが、依然膝は完全に折りたたむ事は出来ない中での山行だ。水晶谷の見所は、水晶小滝と大滝とがメインで、後は堰堤越えが続く。極楽渓からの、布袋岩から岩塔状バットレス基部へのバリルートは、中々厳しいものがあった。