一見ゲジゲジかと思ったが、交尾中のガガンボだった。そのそばには脚の長いシロオビハリバエがいた。
マダラアシナガバエはキンバエ同様にメタリックグリーンがカッコイイ。このハエ、小さいのによく歩き回るので撮るのはかなり難しい。
メイガの幼虫を食す、トビズムカデ。巣の形状があだになったか・・弱肉強食の世界。
シロコブゾウムシがいたので、捕獲するも危険を察知するとすぐに死んだふり。ボディービルのポーズの一つ「モストマスキュラー」そっくり。
なかなか起きないので、元居た笹の上に置いて観察。3分ほど待ってみたが死んだふりは続く。このマッチョ感と色合いは、軍用車「JLTV」に似ていると思う。
ヒメビロウドコガネもいた。若い個体のせいか体色は暗赤褐色。名前の通り、ビロード状でしっとり感がいい。
そろそろ生物観察も終わりにしようと思ったら、単独でヒカゲチョウが飛んでいた。色が綺麗なら人気者だったろうに。
金鳥山をすぎ、風吹岩への分岐を左に進むと快適な水平路が待っている。体力のない方にも、このコースはお勧めできる。
七兵衛山に続く道。前回は右から下ってきたので、今日は左に進んでみる。
道なりに進むと、思っていた通りベンチ群の一番下に飛び出した。上のベンチ辺りでは、沢山の人声がしているが、最下部までは降りてこないようだ。景色を見ながら、のんびり昼食をとった。
昼食後、上のベンチに行って見たがすでに人気はなく、閑散としていた。そういえば前回あった山頂表示の看板が無くなっていたのはなんでだろうか?
打越山へ向かう途中、ルリタテハが羽を羽ばたかせていた。薄暗い中でもはっきり分かる青色に感動!動画は下に貼っておく。
打越山では、じいさんが終始こちらを見ているので近づきがたい。さっと山頂表示だけ撮って、初ルートより住吉道を目指す。
整備された登山道のそばでは、植林のプラカバーが何百も立っていた。100年後の自然林を目指して作業が進められている。
住吉川にかかる橋では、この辺りからなら遡行が楽しめるのではないかと色々と下見する。
石切道への分岐地点を過ぎると、アジサイロードと言ってもいいくらいに手入れさえたあじさいが目を楽しませてくれる。
住吉台の団地を抜けるのは精神的に疲れるので、住吉川沿いを下っていく。白鶴美術館をすぎ、御影駅に向かう途中「灘目の水車」に寄ってみる。こんな水車群が六甲には沢山あったのだろう。
たまには、のんびりとメジャールート巡りもいいものだ。
最高点の標高: 480 m
最低点の標高: 39 m
累積標高(上り): 650 m
累積標高(下り): -633 m
総所要時間: 05:43:54
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