寒滝は新緑の季節が似合う。緑の葉をまとうことで、グッと魅力が増すように思う。
ダムからすぐは、2年前の台風の爪痕がそのまま残っている。右手方向より乗り越えていく。焼小場谷(ナバ谷)も右手から入ってくるのが見えている。鉄製のハーフパイプが転がっているのがそれ。
左から木ノ袋谷、右手に杣谷川の合流地点。杣谷道は写真右から階段方向に進んでいく。
合流地点からすぐの所にも、取水用の堰が設けてある。やはりここでも黒パイプは廃棄物状態となっている。
更に進むと、水流は少ないが三条の滝がお目見え。雨後など水量が多いといい雰囲気の所になると思う。
続いて、真新しいトラロープが設置された滝。流芯をとらえれば、比較的安全に登っていける。
進んで、手前階段状、奥はナメといった感じの滝がお目見え。この先で人の姿が見えたので、先行者と思いすこしペースを上げてみる。
遡行する先行者と思った人影は、この杣谷道の徒渉地点を通過した一般ハイカーだった。先輩から、ルート情報を聞けるかと思っただけにちょっとがっかり。
次の徒渉地点を過ぎると、よくハイカーが休憩している石段下エリアを通過する。もちろん沢筋を進んでいく。
先ほどの地点からすぐに、これまた巨大な摩耶第四ダムがそびえたつ。左岸から巻いていく。
いまは新緑で見辛いが、冬に杣谷道を通ったときこの摩耶第四ダムの左岸上部に岩塔があるのを確認している。様子を見るために、水通しから振り返って観察する。
堰堤の内側はカラカラに乾いているが。流木の引っかかっている位置があんなに上にあるという事は、やはり洪水を防いでいるということか。
右岸には、堰堤が出来るまで利用されていたと思われる道があった。今の杣谷道の下に、勧進滝の前まで続いている道がそれ。
堰堤内すぐの左岸には、これまた食指が動く滝がお目見え。ちょっと寄ってみる。
滝は上部でスラブ気味に見えるがどうなんだろう。取付いてみないと分からないかな。しかし手前の黒パイプ2本は気になる存在、本当にここから送水していたのか知りたいところだ。
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