その先の分岐は右俣に進む。やはり細かい崩落が起きるので植物を頼りに斜上していく。
斜上中はハングしている岩があるので注意。
もう水は流れていないので、滝と言っていいか分からないが段滝をよじ登る。
この滝、滝口の部分がちょっと面倒。右手のホールドのあと、左手を目いっぱい伸ばせばガバがあるので、ガバが見つけられるとクリアできる。
その先、空が開け明るい谷底になる。
振り返ると、樹間越しに天狗梁の雄姿が見えた(ズーム撮影)。ようやく同じ高さにまで来たわけだ。
チョックストーンがお目見え。そういえば、日柳川を遡行し始めて初めてのチョックストーンになる。後でわかることだが、実はこれが日柳川唯一のチョックストーンとなる。
人が入ると大きさが分かりやすい。もうこの辺りは、滝というより岩登り状態になっている。岩肌が乾燥し崩れやすいので、チョックストーンが崩れでもしたらたまったものではない、慎重に慎重に。
さらに、急角度の谷を詰めていく。急激に沢が詰め上がると源頭部は近い。
次いで、堰堤のような谷幅一杯の壁。一旦右岸から取付き途中から左岸にトラバースする。
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