仁川渓谷遡行

今までの激闘がウソのような、広河原の風景。家族連れが沢山遊んでいる中を、異様な集団が遡行していくのだから注目されないわけがない。

一旦ここで小休止を取る。ずいぶん進んだように感じたが、まだ1/4ほどしか進んでいない。先は長い・・・。

五ヶ池ピクニックロードの甲山橋をくぐる。

さらに上流に進むと小さな橋が架かっていたが、いつのまにかT女子がポーズを取っていた。身軽なのが羨ましい。

しばらく穏やかな遡行が続く。いや、ここからが佳境に入っていく。

トリプル堰堤(神呪堰堤)一段目。泳いで取付くも、やはりヌルヌルでどうにも勝手が悪い。ベテランのHさんも困っている。

二段・三段目を巻いて、水通しから下流をみると釣り人が・・一瞬全裸かと思ったが水着ははいているよう。なんだか紛らわしい。

野外活動中の、ボーイスカウトの団体の集う広場を横目に進んでいく。保護者たちの、好奇な視線に耐えねばならない。

水質はご覧の通り良いとは言えない。しかし、こんなことを気にするのなら、都市山で遡行なんてやるもんじゃない。

神呪第二堰堤。皆左岸から巻いたがロッコペリは右岸より巻いた。左岸はやや遠巻きになったようだ。

半分だけの橋があった。その先右岸より流れ込んでくる沢の感じが、奥入瀬渓流に似ているということで、ここで記念撮影を行う。ほとんどの方は、この支流に入って遡行を終えるようだ。

すぐそばで、T女子がにロックバランシングに挑戦しているので、ロッコペリも急遽参戦。それぞれの個性があって面白い。ちなみに背の高い方がロッコペリの作品。

進んですぐ、左岸より流入する流れに女子チームがポージングして反応。登っていけるかの相談をしている。すでにゴルフ場のエリアに入っているので、その先はおのずと知れている。

男子チームもポーズを取るように言われたが、ピースのタイミングが合わないと小言を言われる。所詮男子はこんなもの、どこで撮ってもいつも同じポーズしかできない。

これでもかと、小滝や釜が連続する。時間的にもお昼を取らねば、女子チームから非難がでそうだ。

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