ダイアモンドポイント&鍋蓋山テン泊
~この夏の酷暑を避けて2週続けてのテン泊、実態は宴会がメイン⁈~
2022年8月6日&13日
仕事がら、土曜午後と日曜日しか休みのないロッコペリ。泊まりで県外遠征なんて夢のまた夢。そんな折、Jさんから「土曜午後出のテン泊なら、色々お山にいけるよ」とのアドバイスを頂いた。バイクに一人用のテント積んで放浪していた経験はあるが、まさか自分で担いでなんて考えもしなかった。
早速アマゾンでテン泊セットを購入し歩荷トレを兼ねてのテン泊を計画、6日はダイアモンドポイント(DP)、13日は鍋蓋山泊に決定した。
今回は、下界の暑さを避けて2週に渡りテン泊した様子となる。
8月6日 ダイアモンドポイント
【行程】14:30阪急六甲スタート、アイスロード経由で17:30ダイアモンドポイント到着予定。出発時重量29.2㎏。Jさん、Tさん達と夜景をみながら夜飯の予定なので、あれこれと運び上げる。
スタートが14時半過ぎということで、熱中症対策を万全にして阪急六甲を後に。以降、ダイアモンドポイントまで、写真を撮る余裕もなく黙々と登っていった。
真水谷の徒渉地点では、頭を沢に突っ込みクールダウン。藤原商店に着いたのが17時頃で、首に巻いたタオルを絞ると、自分でも驚くほどの量の汗が滴った。
あえぐようにして、ダイアモンドポイントに到着したのが予定通りの17時30分。程なくJさん達も到着し、壮大な日暮れから日没までの風景を楽しんだ。
テント設営後は、みんなでダイナミックな景色をたっぷりと楽しむことにする。北に低気圧の接近もあるので、空の雰囲気が刻一刻と変化して、低山とは思えないくらいに素晴らしかった。
いつまで見ていても見飽きない風景に、時を忘れるとはこんな時間をいうのだろう。北の空からは雷鳴が聞こえ稲妻が光っている。
暗くなってきたので、めいめいが持ち寄った食材で夜飯を頂くことに。
ドンドンと雷鳴が響くと思ったら、花火が上がっていた。方角的に三田市あたりだろうか。楽しい時間はあっという間過ぎ、宴もお開きの時間。Jさんたちも、下山されていった。
気温は、さすがに下界と違って25度と過ごしやすい。ゆっくり眠れそうだと思っていたら、ドライブウェイを朝方までローリング族がやかましい。夜半に雨も降って来たので、ラジオを聞いてのんびりすることにした。
翌朝は、早朝散歩の人達の声で目が覚めた。朝食を摂りながら、びしょ濡れのテントをあらかた乾かし撤収。六甲ケーブルは7月から故障修理のため休止中、なので油こぶしを下ることにした。
下界は朝から気温は高い。そのまま下って、ふじ温泉にて朝風呂をいただいた。
8月13日 鍋蓋山
【行程】16:00新神戸駅スタート、市ケ原経由で18:00鍋蓋山に到着予定。出発時重量30.8㎏。夜通し楽しむため、酒と食料を目いっぱい運び上げる。
バスのタイミングが良く予定通りに出発できたが、焼け付く日差しにロープウェイ使おうかと思ってしまった。
先週と違ってたった1㎏重いだけなのに、もう太ももが張っている。布引の滝は、この酷暑でも観光客はいっぱいだ。みんな汗を拭きながら上がってくる。
展望台でトイレ休憩、汗が止まらない。布引五本松堰堤まで上がれば、しばらくは楽な水平路と思い頑張る。温度計は33度・・それでも街中よりは涼しく感じる。
休憩を何度も入れながら、1時間ちょっとで大龍寺まできた。再度越えまで来たときに、今日ご一緒するHさんからラインが・・・「もうついてるけど、いつ来る??」。ゆっくり来られると思っていただけに焦った。「え?18時予定ですが・・急ぎます!」と、いうことでピッチを上げて鍋蓋山までの坂を登った。
なんとか18時には間に合った。早速テントを設営し、夜宴の準備に取り掛かる。まずは乾杯から!大汗かいただけに、最高に旨いビールだった。食料も二人合わせてたっぷりあるので、夜通し楽しめそうだ。
日は暮れたが夜宴はまだまだ序盤、ガスが上がって来たのでHさんが天候を確認してくれた。雨の心配はないとのことで、更に杯を重ねていく。
直後、山頂の展望台より人が降りてきてビックリ!最初、ヘッデンを点けていたので分からなかったが、先週もご一緒頂いたJさんが現れた。まさかのサプライズでHさんとも大歓迎、早速Jさん交えて二次会へ突入となった。
あらゆる方面からの山談議は尽きず、特に山歴の長い両雄は互いに熱く語っておられた。語らいは明け方まで続き、余るかと思っていた食料も全て完飲完食。おかげで下山時は身軽に下ることができた。
Jさんも帰られ、東の空が薄っすら明るくなってきので慌てて就寝。「これならテント要らなかったねぇ」と、言いながらテントに潜り込む。しかし、朝の太陽の暑さで目を覚まし、7時半過ぎには起床し撤収準備をする。
気がつけば、朝食分も全て昨夜のうちに完食済み(笑)まぁ、あれだけ飲み食いしたので食べなくてもいいが、Hさんにクラッカーを分けてもらって残っていた氷水でモーニングとした。
少し頭の芯がジンとしているが、二日酔いにはなっていない。周囲の清掃を終え、再度公園経由で新神戸にくだり朝風呂に向かった。
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