摩耶・長峰エリア 長峰山の主要ルート整備 数年前の台風で、メインルートの伯母野山登山口が崩落した長峰山。杣谷峠や青少年の家方面から登ってくると、この伯母野山登山口が通れないので通行止めと表示される。そのため、ここ数年長峰山を訪れる登山者はほとんどなく、倒木や笹が繁茂し廃道の様相を呈してきた。ホームグラウンドである長峰山を、このまま放っておくわけにはいかないので、知人とともに整備に行くことにした。 2020.11.08 摩耶・長峰エリア
摩耶・長峰エリア 岩ケ谷遡行と石英脈探し 姫路の市川での鉱物採集以来の水晶探し。杣谷川の河原の花崗岩をルーペで観察すると、1~2mm程度の水晶を含むガマ(晶洞)が結構見つかる。六甲山は花崗岩でできた山で、水晶山や水晶谷など水晶にまつわる名前もある。知り合いの古老からは、小学生の頃に青谷辺りによく水晶を採りに行ったとの話を聞く。ただ、よく行った割りには場所を覚えていないのが残念。 2020.08.02 摩耶・長峰エリア
摩耶・長峰エリア 勧進滝遡行 勧進滝は雨が降っても、岩肌をチョロチョロ濡らす程度で水量の乏しい滝だ。逆に冬の氷瀑は、滝身が陽の光を浴びて、杣谷道からでも分かるくらい見事に白く輝く。今日はその勧進滝を登攀しそのまま遡行を考えた。もともと水量の乏しい滝なので、その上流もすぐに伏流して退屈な登りが待っていると思っていたが、嬉しいことに見事にその期待は裏切られた。 2020.07.12 摩耶・長峰エリア
摩耶・長峰エリア 杣谷道にて生物観察 土曜夜半までの雨と、日曜は終日雨の天気予報に山行はあきらめ、ゆっくり目の朝を迎えた。ところが、窓の外は薄日が差し込み、ところどころ晴れ間も見える天気にしてやられた感じ。昆虫観察には遅い時間だが、霧中の蜘蛛の巣なら綺麗に見えるだろうと、知人に声をかけ昼前から杣谷道を経由して掬星台に向かった。摩耶東谷、杣谷など数か所の徒渉地点はどこも水没状態で難儀する事に。 2020.06.25 摩耶・長峰エリア
摩耶・長峰エリア 山羊戸渡 3年ぶりのルート 緊急事態宣言の解除だからというわけでは無いが、久しぶりにメジャーなコースを歩いてみようと思い山羊戸渡を選んでみた。今回は、最近ハマっている生物観察のついでのような山行となってしまったが、新たな発見も多く、充実した一日となった。特に昆虫の赤ちゃんともいえる「幼体」が多く見られ、コロナ禍などどこ吹く風とばかりに、頑張って厳しい自然を生き抜いていることに感動した。 2020.05.24 摩耶・長峰エリア
摩耶・長峰エリア 杣谷道 生物観察 今週こそはと、土曜の雨も上がったのでロープなど準備万端三枚岩に向かったが、見える山は霧の中。湿度100%では、岩肌も乾くことなく特に三枚岩のスラブは危険と判断し、結局重たいザック(約20kg)を担いで、穂高湖までの歩荷トレに切り替えた。雨中・霧中の山は大好きだ。水滴のついた蜘蛛の巣や、水玉をまとった毛虫、しっとりと濡れた植物など見ていて飽きることはない。 2020.05.17 摩耶・長峰エリア
摩耶・長峰エリア ヌクトゲートロックと三枚岩 コロナ禍の中、人との接触を8割減らせと言われて、ロッコペリが真っ先に思い浮かぶのは「山」だ。幸い、アプローチに公共交通機関を利用しなくても、どこからでも取り付けるのが「六甲山系」の良いところだ。 もとより静かなバリエーションルートを好むので、人が集まるような山域には興味がない。 2020.04.26 摩耶・長峰エリア
摩耶・長峰エリア 寒谷北尾根岩塔 寒谷北尾根岩塔は、木ノ袋谷北尾根からハッキリとその姿を確認できる。角度が60度近くあるその尾根は、急峻なまま木ノ袋谷から岩塔へ一直線に突き上げている。困難なルートなのは、誰が見てもすぐに想像できる。 果たして、バリエーションルートの経験も浅いロッコペリに手に負えるのか、何度下調べしても不安がぬぐえない。 2020.03.15 摩耶・長峰エリア
摩耶・長峰エリア 老婆谷中俣 鬼婆の家に縦走鬼を連れて行く 昨年12月、木ノ袋谷のゴルジュへお誘いした山友さん。短期間で27回も六甲全山縦走をこなす、まさに「縦走鬼」だ。 今回は、更なるバリエーションルート鬼婆が棲むといわれる「老婆谷中俣」へお誘いすると快諾のお返事。バリ三種の神器(ヘルメット、ハーネス、チェーンスパイク)を持参して頂き、王子公園駅を出発した。下山途中にはロッコペリ私称の「天空のカフェ」にご案内。 2020.01.26 摩耶・長峰エリア