六甲山エリア

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西山谷右俣 気になる無名の谷を詰める

昨年の夏は、西山谷遡行やシャワークライミングで始まったようなものだが、そのさい地形図でに気になる谷筋があったので候補にしておいた。今回はそのルート探索に加えて、天狗岩からはヤブ地獄の赤滝谷を下りの赤滝を見てから下山する計画を立ててみた。
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大月地獄谷 六甲屈指の難路

ルート全体を通して、堰堤や谷止めが20か所以上ある。序盤は六甲屈指の難路には思えないほどの快適なハイキングが楽しめ、中盤は流石に滝が多く巻くのに難儀を強いられる。いわば、ここがハイライトか。 後半はヤブ地獄となり、そこを抜けるとようやくミヤコザサのエリアに入る。ここからみよし観音までの急登は、最後のひと踏ん張りが必要。
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仁川渓谷遡行

この夏の沢登り納めと、先週の柏尾谷に続きH氏より仁川渓谷遡行の提案があった。当日、行き当たりバッタリで何とかなると入渓したが、ヒツジの「川」を被ったオオカミとはこのこと。淵を泳ぐ事数知れず、ヘツリや巻くのも困難な釜や、岩場を登る堰堤越えの連続など、体力と気力を試される事になる。最後は、ゴルフ場への不本意な脱出となった。
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西山谷遡行 連続する滝を楽しみ詰め上がる

六甲山系の、難ルートの一つに数えられる「西山谷ルート」へ行ってきた。今回は、2週に渡りシャワークライミングを楽しんだ記録をまとめた形になる。両日とも、出来る限り滝の流芯をとらえて遡行している。ただ、残念なことに全滝完全制覇とはいかず、残すは「ふるさとの滝」のみ、来年の夏には再挑戦を誓う。
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六甲ケーブル すれ違いの不思議はここにある

現在では、ただの交互通行のための通過点で降り立つ事は出来ない。この「しみず駅」で下車して一ヶ谷西尾根を越え、アイスロードに抜けていたのなら、きっと当時の道があるのに違いないと近いうちに廃道探索を考えていた。実際に、ネット上でも多くの方がその痕跡を探すべく探索に出かけている。ところが「しみず駅」は、乗り換えのためだけの駅であることが判った。
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一ヶ谷 変化に富んだ遡行が楽しめる

一ヶ谷の遡行ルートは、六甲ケーブル下駅横の暗渠に流れ込む用水路のような所が取付きになる。遡行開始直後は、まさに用水路をさかのぼっていく感じになるが、スリット堰堤を過ぎると途端に河原状になる。次いで、高さ20m程の堰堤を処理すれば、ケーブル沿いを縫うように遡行が楽しめる。ルートは、大小さまざまな滝を越えていく。また遡行中は、車両のあるなしにかかわらず、絶対にケーブルの軌道に接近してはいけない。
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六甲登山架空索道

戦前の六甲山には、六甲山ケーブル、六甲山登山ロープウェイ(架空索道)、摩耶ケーブルが存在し山も大賑わいだったようだ。戦争末期になると、鉄不足から当然これら施設も不要不急と目を付けられ、手っ取り早く撤去可能な六甲登山ロープウェイが昭和19年に取り壊された。幸運にも六甲登山ロープウェイ撤去直後に終戦となったため、他の2ケーブルは現在まで残ることができた。
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六甲全山縦走

登山を初めて日が浅いのにどうせやるならと、いきなり高い目標を掲げて六甲全山縦走への参加を決めたのが春先のこと。夏ぐらいから、分割ハイクやナイトハイクをしながらトレーニングを重ねた。そして本番当日、阪急六甲の始発電車に向かう時点であいにくの雨。ホームについても、参加者らしい姿はなく不安がよぎる。