勧進滝遡行

【杣谷川をへて勧進滝を遡行する】2020.07.12

勧進滝は雨が降っても、岩肌をチョロチョロ濡らす程度で水量の乏しい滝だ。逆に冬の氷瀑は、滝身が陽の光を浴びて、杣谷道からでも分かるくらい見事に白く輝く。

今日はその勧進滝を登攀しそのまま遡行を考えた。ところが現地に着くと意外にも水量が多く「これアカンやつだ」と撃沈。トップロープなので何とかなるとは思ったが、私のレベルでは無理は禁物、さっさと予定変更し遡行のみに。一応ビレイポイントだけは滝口より確認しておく。

もともと水量の乏しい滝なので、その上流もすぐに伏流して退屈な登りが待っていると思っていたが、嬉しいことに見事にその期待は裏切られた。登っても登っても楽しい小滝が続くのだ。

その上堰堤も無く、水質も良好と来ているのでご機嫌にならないわけがない。気持ちよく遡行できるのは、今まではナバ谷が一番と思っていたが、摩耶・長峰山系で私の知る限りこの谷が一番となりそう。

難点としては、雨がかなり降らないと楽しめそうもないところか。比較的易しい滝が続くので、初めての沢遊びにも良いかもしれない。


梅雨の合間の貴重な好天、ハイカーが見逃すはずはない。多くの人がスタートしていく。

杣谷川はまずまずの水量。ドゥドゥと音を立てて流れている。

丸山公園下のあずま屋で新しく試作したわらじを装着する。今回は普通の靴にも装着出来るように、爪先カバーを付けたものを投入する。

永峰堰堤も吐水口全てから轟音とともに水が勢いよく落ちていた。

摩耶東谷 徒渉地点

摩耶東谷の徒渉地点は完全に水没(渡渉後撮影)。上流から使われなくなった黒パイプが折れ重なるように流れ着いていた。今日は沢仕様なのでジャブジャブ進む。

杣谷川徒渉地点

杣谷川の徒渉地点も同様に水没。ここまでの水量はあまり見たことがない。いつもは渡渉後すぐの杣谷第二砂防ダムより入渓するが、堰堤内は水没していたためそのまま進んでいく。

途中10m程の滝も上から見ると、滝横のルートまで滝になっている。巻き道は大丈夫そうだが、途中の小滝も難儀しただろう。

摩耶堰堤手前のスライダー滝もご覧の通り。足元をすくわれると、かなり下流まで流されそう。堰堤からの水も豪快なすだれ状の滝に。

巻き道の途中、普段は枯れている滝もいい雰囲気。

巻きあがってから一旦下り、杣谷道と杣谷川が最接近するところからチョックストーン滝を見に行く。すでにその手前の小滝から、豪快な流れが見える。

ちょっと寄り道。巨大チョックストーンのある所。飛沫がすごくて近づけない。

杣谷道で皆さんが目にする滝も激流。流石に流芯は落とされそうなので、流れの右側を登っていく。

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