勧進滝遡行

寒滝に寄ってみる。堰堤内が水没しているのは初めてみた。膝下までなのでジャブジャブ進む。寒滝もご覧の通り瀑布になっている。堰堤が出来きて下部が埋まる前は、これより滝高が10mほど高かったようだ。

ナバ谷から、杣谷道へ復帰する。進んで木ノ袋谷の出会いは、そのまま杣谷川を遡行する(写真右手方向)。

川面には「ネムノキ」の落花。岩陰の水面では、渦に任せてクルクル回る様子がきれいだった。

出会いから進んですぐ、谷が90度進路を変える所の滝。この滝は流芯をとらえて登っていく事が出来た。

次の滝は、出口で力技が要る。本日初のシャワクラになった。

登り切った先は、普段なら浅瀬のところもいい感じに流れが出来ていた。洗い流されてぬめりも無く進んでいける。

摩耶第四堰堤は、下流の状態から左岸を巻かずに右岸より杣谷道をりようして巻いていく。堰堤内へは「落石注意」の標識のところから下って行く。

巻いて正解だった。堰堤内は完全に水没し、以前は見上げていた吐水口のフィルターもご覧のように流木をせき止めて機能している。

そのまま進んで、ゴルジュチックな所を抜け、崩落した大岩を越えると勧進滝が左岸に見えてくる。

勧進滝

今日は勧進滝をトップロープで登る予定で準備しやって来たが・・・見た瞬間、水量の多さに諦める。今日は全身シャワクラの予定をしていない。しばし勧進滝に見とれる。

勧進滝の滝口を目指して、さらに上流へすすむ。ここは、ハングした岩のせいで、下半身は濡れる。

進んですぐの二俣地点。左俣は杣谷川本流の30mスライダー滝。滝口に巻きあがるため右俣に進む。

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