6月度は山仕事より畑仕事がメイン
~山と森と畑の循環からの完全有機栽培を目指す~
2021年6月20日
6月度の山仕事は先月に引き続き、将来「丹波栗」を植える予定のエリアの整備と進入路の草を刈っていく。
先月あれだけ頑張って7割方仕上げたと思ったら、たった1ヶ月で葛やイタドリなどが猛烈な繁殖力で振り出しに戻していたのには驚いた。
負けじと炎天下で頑張ってみたが、熱中症の危険もあり2時間ほどで切り上げた。ここに来てマンパワー不足を痛感する。
山仕事は、遠い祖先がSDGs(№15)を昔から取り組んできたことだ。
畑仕事もそう。完全無農薬有機栽培も、時間と手間、そして根気のいる循環を持続し続けて出来るもの。だから、本当は自分たちで食べる分位しか作れないと思ってしまう。
その畑では、夏野菜(トマト、キュウリ、スイカ等)を、知能の高いカラスから守るための網掛け作業を行った。力仕事ではないが、カスミ網を張り巡らすのはそれなりに手間がかかる。
他にもケール、サラダ菜、青梅(梅ジュース用)、三年らっきょを収穫した。特に葉物は青虫だらけなので丁寧に洗わないといけない。収穫の際にとれる、青虫やコガネムシの幼虫、ミミズやトカゲなどは捕獲し鶏のエサに回す。
畑作業の合間に、「烏骨鶏」と「岡崎おうはん」の様子も見ておく。先ほどのミミズなどは、鶏のストレスを減らす働きがあるので、欠かせないものなのだ。
今年の蛍のピークは随分と早かったようで、この日はかなり少ないとの事だったが、これはこれで満足だ。三脚なしのコンデジ撮影ではこれが限界かな。来年は、ピークに訪れてみたい。
普段管理している知人から、せっかく育てていた鶏たちが、キツネにやられてしまったとの残念な報告を受けた。
生き残ったのは烏骨鶏の雌鶏数匹と先日生まれたひよこが2羽。期待していた「岡崎おうはん」は全滅だった。どうやら、日中放し飼いにしていたのが狙われたようだ。今後は、烏骨鶏を中心に飼育することになった。
青梅も1本の樹から結構収穫できる。梅干しではなく、梅ジュースように加工していく。
三年ラッキョウは、カチカチの土から収穫するので結構大変。
三年ラッキョウは二年かけ分球し、小粒だが食物繊維が細かく美味しい。味噌をつけて、エシャロットのように生で食べても美味。
小さなラッキョウなので、根と茎を切って洗浄、皮むきはとても手間がかかる。二瓶仕込むのに、二時間もかかった。旨いものをいただくためには、苦労を惜しんではいけない。
ラッキョウの漬け方
コメント