杣谷川遡行 変化に富んだ滝が連続する

本流に戻り、遡行を続ける。ゴルジュチック地点は、勧進滝の下流にあたる。

押しつぶされそうな圧迫感に、ビビりながら右わきを抜けていく。

勧進滝を見上げると、一見普通に登っていけそうに感じるがあまり記録がないところを見ると、それなりに難しいということだろう。トップロープで攻めるか?

勧進滝上流すぐの二俣。パノラマで撮影。右俣からもいい感じの支沢が入ってくる。本流は左俣なのでそっちに進む。

左俣の滝は、黒くぬめった斜爆なので注意して登る。

斜瀑をクリアすると、本流は90度右に曲がる。曲がらずにそのまま進むと、杣谷道を越え違う沢に入ってしまうので注意。曲がった先には登りやすい段滝が現れる。もうここまでくると下流のような水質を気にする事はない。

スラブっぽい滝は、山桜の花びらでデコレーションされてなんともいい感じの渓相にほっとする。

更に続く先には、椿が人為的に並べたかのように散っていた。自然のなせる業には不思議が一杯。

水流があれば、ここは三条の滝になると思う。雨の後はたいそう綺麗なんだろうなぁ。この滝を越えると、杣谷道と川床の高さが同じくらいになるので、杣谷川の遡行はここで終わりパックマン沢へ向かう。

杣谷道を進むと、すぐに倒木が現れその先にパックマン沢からの流れが確認できる。右には杣谷川が見える。

まずは、パックマン沢の門番のようなチョックストーンのある滝。中段まではすんなり登れる。そこからは、バックフットを使えば意外にもすんなり登っていける。

落ち口から撮影。写真上面、すぐそこに杣谷道が確認できる。

昨年の台風で崩落した擁壁部分か。今は登るのにいい具合に一役買っている。

パックマンの正面から上流をみると、二俣になっている。本流は右だが、左もなかなか面白そうで次回の楽しみにとっておこう。

この位置からパックマンを見るとこう見えるのか。まるでうがいをしているみたいだ。ガラガラ~♪

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