
摩耶東谷整備 架橋完了編
~徒渉地点の架橋の追加作業を行う~
2025年6月1日
4月に架橋作業を行いましたが、材料の丸太や番線が思っていたよりも必要でした。結局、もろもろの材料が不足して、途中までしか架橋できずに中途半端な形で終わっていました。
今回はその続きの作業ですが、前回の経験を活かしてチェーンソーを投入し作業効率を上げることにしました。
有難いことに、作業中3組のハイカーの方から応援の声掛け頂きました。感謝です(^^)



あまり早いとハイカーの迷惑になるので、今日はゆっくりとスタートしました。薄曇りで気温もちょうど良く、作業にはもってこいの天気です。灘丸山公園を過ぎると、白い花が満開で見ごたえがありました。



杣谷道登山口から進んですぐの所、「カンガルー君」に挨拶をして東谷へ向かいます。この季節はコアジサイが出迎えてくれます。その芳香は、離れていてもすがすがしく漂ってくるのですぐに分かります。コアジサイは日本固有種です。



途中、ちょこっと整備をしながら作業場所に到着。前回の架橋状態を確認しましたが、ゆるみもなくガッチリ固定されていたので一安心です。利用されたハイカーの方には、かえってご不便をおかけしてしまいました。

材料は、φ140×L550の丸太が10本ほど必要です。つまりトータル6mの長さが必要ですが、これは枝沢に登って倒木から切り出してきます。
安定しない姿勢で、手のこで切り出すとなると大変な作業になりますが、やはりチェーンソーは一瞬で玉切りが可能です。たいした労力もなくすぐに丸太が準備できました。
#12の番線は、前回の残りを含めて十分な量を用意し、あらかじめ作り番線に加工しておきます。



丸太の切り出しから架橋まで、2時間ほどの作業で完了。これで、初心者の方でも安心して徒渉ができるようになりました(^^)



完了後にはもちろん強度確認です。もちろん、踏みつけたりジャンプしても大丈夫でしたよ!いまは、真新しく風景とはなじんでいませんが、しばらくすれば色も落ち着いてなじんでくるでしょう。



下山は長峰坂より、丸山公園を下るのが好き。神戸ならではの開放的な「坂のある風景」が楽しめるから。ただ、酷暑の下山では「デス・ロード」になってしまいますが(笑)
作業で大汗をかいた後は、いつもの「ふじおんせん」でさっぱりします。いったい何枚の暖簾をお持ちなのか、季節ごとに取り換えてくれるので、個人的には暖簾を押して入るときが楽しみです。
最高点の標高: 305 m
最低点の標高: 33 m
累積標高(上り): 383 m
累積標高(下り): -334 m
総所要時間: 04:39:55
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