【寒谷遡行 寒滝を経て掬星台下へ】2019.03.24
杣谷道登山口より杣谷峠に向っておよそ40分ほど登り、摩耶第三堰堤を越えた先にある「行き止まり」の標柱が分岐点。
標柱を「行き止まり」の方向へスイッチバックするように進み、堰堤内に降りると西正面に摩耶の名瀑「寒滝」が目に飛び込んでくる。
滝から30ｍほど上流の右岸に、藪で見えづらいが岩クズの詰まったルンゼがお目見え。そのルンゼの左脇をよじ登り、寒谷北尾根ルートに乗る。
序盤の急登をしのげば、すぐに北尾根ルートから寒谷へのトラバースルートへ入っていける。降り立ったところが第一堰堤手前になる。
第一堰堤は、右岸よりちょっと面倒な巻きを強いられる。続く第二堰堤は左岸、第三第四堰堤は右岸より巻いてく。第四堰堤の先の二俣は左俣に進む。
さらに古い谷止めを2基、左岸より越えていき、その先も左俣を意識しながら、もろい枯れ小滝を2つよじ登れば掬星台下のトイレ脇にツメ上がる。
今日は、昨年末よりご近所という事で連絡を取り合ってた方と、寒谷へ行くことになった。
天気予報では、寒の戻りで気温が下がると聞いていたが思ったよりも温かいスタート。
摩耶第五堰堤上にそびえる、岩ケ谷西尾根の岩塔。しばらく行ってない・・その前に岩ケ谷の遡行に挑戦しなければいけない。
摩耶第二堰堤を巻く鉄製階段を過ぎ、堰堤内に下っていく。わざわざ降りるのは、この先の短い登り返しが面倒だから。ちょっとの事だけど損した気分になる。
堰堤内からは、なんてことない渓相だけど渡渉地点まではのんびり歩けるのがいい。実はここ、アライグマの足跡が良く見つかる地点。
第三堰堤前の石段には、昨年の台風の影響で黒チューブが寄っている。使ってないなら撤去してほしいものだ。
第三堰堤を巻くと、この標柱が見えてくる。「行き止まり」の方向へ進み堰堤内に降り立つ。
久しぶりの「寒滝」。堰堤内西奥にそびえる摩耶の名瀑だ。渇水で水量は少ないがやっぱりすごい滝だ。
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