イノシシのある展望地尾根 お隣に負けてない

その先の小滝は、クライムダウンできそうだが時短のため懸垂下降で下って行く。

振り返り、鬼婆の頭に別れを告げる。また来るときはよろしく!

チョックストーン三兄弟も、同様に懸垂下降で進んでいく。

この谷唯一の堰堤は左岸より巻いていく。天端の少し上に出るので、堰堤下流を目指して降りていく。

ナメ床の、天然のクーラーに気持ちを落ち着かせながら更に下って行く。

登りだと、ここが老婆谷中俣の取りつき地点。最後の10m滝を懸垂下降で下る。

二俣地点から今度は右俣に入り登り返していく。二俣進んですぐ、更に右へ進んでいくと奥に10m程の段滝が見えてくる。

この滝は、三段になっており下段さえクリア出来ればあとは階段状に登っていける。下段は右の縦溝部分を全身を使ってよじ登っていく。

下段をクリアしたところ。チムニー登り、バックフットなど全身でフリクションを発生させながら登った。体中苔くさくなった。

中段、上段は階段状で特に問題なく登っていけるが、上段の岩は少しはがれやすいので静荷重で登っていく必要があります。

その先すぐに、水流は岩肌を濡らす程度となり一気に夏の蒸し暑さが襲ってくる。

水流は完全に途絶え、倒木とザレた斜面を暑さにもがきながら登っていく。

この後、二基ある堰堤も手を焼く展開だがドロドロになって越えていく。

暑さと土埃とザレた斜面をあえぐように登るとようやく旧天上寺に到達する。写真の石垣は、天上寺跡から三権現社跡に通じる山道にあたる。直登の体力は残っていないので、左の三権現社跡から脱出する。

少し遅くなったが、お昼にする。気温のせいか人はまばら。夏空が眩しい。

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