滑滝と白石谷

白竜滝の巻き道にある腐ったロープは使わず、そのまま流れを登っていき巻き道へ復帰する。脱渓ポイントまでは、大安相・小安相滝を含め軽快な滝登りが楽しめる。

昨日からまとまった雨が降ったはずだが、白石谷の水流に影響がなく、シャワクラを予定していたのでちょっと残念だ。

このしるべ石が見えたら白石谷の遡行は終了。進んですぐの左俣に入り、沢装備を解除する。水質がいいので、あらかた下洗いが済んでしまうのはありがたい。

予定時間を過ぎているので、ここから最高峰へ向かうと有馬温泉への下山が遅くなってしまう。地形図から、北側に延びる広尾根を通って、魚屋路へ復帰することにした。一度行って見たかったルートなので、ちょうどいい機会になった。

地形図から序盤の急登をクリアすれば、楽な尾根が待っていると思ったら、北ドントリッジのような、結構リッジの立ったやせ尾根が続いたのは驚いた。

笹薮をしばらく抜けると、突然に魚屋路が眼下に表われた。落差は2mほどか。笹藪の端が雪庇のような状態になっているので、踏み抜くと危ない。笹を束ねて、即席のお助けロープ代わりにして路に降り立った。

順番に降りていると、下って来た別パーティーと遭遇した。挨拶するも、疲れているのかほぼ反応なしで過ぎて行かれた。まあ、驚かせたこちらが悪いのだけど・・・。

ショートカットを入れながら、何とか下山予定の15:30には下山出来た。後は、銀の湯で汗を流して、三宮での反省会に行くのみ。次回は、氷瀑の頃に来てみようと思う。

合計距離: 7.17 km
最高点の標高: 808 m
最低点の標高: 357 m
累積標高(上り): 643 m
累積標高(下り): -763 m
総所要時間: 07:10:09
Download file: 20220703_白石谷.gpx

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