イノシシのある展望地尾根

行者尾根の一つ東隣にある小尾根

~イノシシのある展望地尾根はマイナールートながら快適な登りが楽しめる~

2021年10月24日

行者尾根の合流地点から天狗道を掬星台に向かうと、一旦コルに下がってからの登り返しの途中に「イノシシのある展望地」はある。今回は、老婆谷からこの展望地につめ上がってみる。

ここはその昔、イノシシのオブジェがのった丸太の方位盤が、展望の良い露岩に設置されたあったのでそう呼ばれている。今は、朽ちた方位盤の残骸が直ぐ近くのヤブに転がっている。同じものはアドベンチャールートに見ることができる(イノシシのオブジェは無いが、方位盤は現在も健在)。

3年前に一度登った尾根だったが、取付きの水平路や大岩の向こう側など確認したいことがあったので再訪してきた。

序盤はバリルートっぽい雰囲気だが、一旦尾根に乗るとウソのように明るく快適な尾根道が続いている。レベル的には一部やぶ岩登りもあるが、行者尾根がクリアできれば問題なしのマイナールート。

途中の大岩から展望地まではすぐ。展望地へは、直下の東西どちらからでも脱出可能。今回は東から回り込んでみた。このルート、脱出地点(展望地)に人がいると目立つので少し恥ずかしいかも。

取付きから脱出まで、マーキング類は一切なく(ロッコペリは、顕示欲の塊のように付けるゴミマーキングは不必要と考える)、ルーファンと静かな尾根登りが楽しめるこのルートをロッコペリは気に入っている。ここも、いずれ行者尾根の代替の好ルートになるだろう。


青谷橋でバスを降り、久しぶりの青谷道登山口から山行を始める。同行者と話をしながら、ダラダラと30分ほど登り行者堂跡に到着。小休止のあと、行者尾根のコルへ進んで行く。

以前この辺りに鉄釜が転がっていたように思うが、片づけられたのか見当たらなかった。小橋を渡った先の分岐を、案内に従い右手に進んで行く。左手は行場だが、行ったことはない。

5分ほどで行者尾根のコルに到着。コルから北西に延びるのが行者尾根だ。ここも、ネットで紹介されてすっかりメジャールート入りを果たした。

今日は、行者尾根の東隣の尾根を登っていくので、コルをそのまま乗越して、老婆(ババ)谷へ進んで行く。

弱くなった路肩に気を付けながら上流を目指し、最初の鉄製堰堤が見えれば目的の尾根に到着する。

鉄製堰堤を巻くとすぐに浅い谷があり、渡ったところがイノシシのある展望地尾根の取付きとなる。

3年前はここから取付いたが、途中の水平路が気になるので今日はもう少し進んでみる。

左手斜面を注意しながら進むと、明らかにスイッチバックする形で水平路が現れるので、尾根の中央付近まで向かっていく。

取付きは不明瞭な踏み跡も、尾根中央を登り続けると次第にはっきりしてくる。尾根幅が収束するとすぐに、岩と小やぶ混じりの岩稜帯がやってくる。特に足場が悪い所も無いのでゆっくりと登ればいい。

その先も、ここが本当にマイナールートなのかと思わせるくらいの踏み跡が続いていく。尾根の両側の岩も徐々に大きさを増していく。時々、樹間から摩耶の大杉さんが見えるのもいい感じだ。

踏み跡は刻々とその表情を変えるが、尾根の東寄りを登れば間違いはない。やや風化した岩を越えると、一気に展望が広がるテラスに出る。そこからは、西隣の行者尾根にあるケルンも見える。

快適な尾根道は続くが、テラスから15分程度でふかふかの落ち葉が堆積した斜面になる。更に、東寄りを意識しながら登ると大岩の背はもうすぐ。

ふと足元を見るとクスサンの繭が落ちていた。ヤママユガの仲間はこのような袋状の繭を作るが、それにしても器用に作るものだと、自然の営みにはいつも感心させられる。

斜面を登って右側を見ると、樹間越しに大岩の背が見えてくる。背側からみると何ということは無い岩だが、覗き込むと完全な垂直平面の巨石がそこにある。まるで水木しげるの漫画に出てくる「ぬりかべ」そのものだ。

コメント

  1. 摩耶山さん歩 より:

    高田屋さんの 前は 週に 一度は通りますが
    入ったことなしですー。

    今度行ってみよう。

    お疲れさまでした。

    • rokkopelli rokkopelli より:

      摩耶山さん歩さん、こんにちは!
      高田屋さんは家族経営なので、ゆるーい雰囲気がいいですよ(^^)
      おでんで一杯なんてのもありですね。
      ごゆっくりどうぞ~