【摩耶山クリーンハイク 杣谷道】2019.03.10
山に行くようになって、感謝を込めて不定期で行っているクリーンハイク。
今日は曇り時々小雨のなかだが、今日は知人を誘って杣谷道から奥摩耶DWを経て、掬星台までを清掃ハイクを実施する。最近、木ノ袋谷方面に行くことが多く、その道中のゴミが目につくようになっていたので、春山シーズンを迎える前に少しでもきれいにしておきたい。
杣谷道でゴミが多いのは、やはり一般の方も利用する摩耶東谷エリア。今回は、不法投棄に加え、カップ酒の空き瓶や空き缶が目立つ。
序盤でビン類を回収すると、後半にその重さが負担となるが歩荷トレーニングと思いがんばる。ルート中盤はさすがにビンや缶ゴミは少なく、ティッシュペーパー類やアメの小袋が多い。杣谷峠付近はお弁当の空容器や不法投棄が目立つ。DWにでると、空き缶、ペットボトル、たばこの吸い殻、ファストフードやコンビニのゴミが多くを占めるようになる。掬星台周辺は、ほぼ空き缶とたばこの吸い殻で、恐らく夜景観光に来たかたの仕業と思われる。
後は、ポケットティッシュの類いについては道端に多く見られ、自然には分解しづらいので汚らしく残っているのが残念。できれば水に溶けるタイプを使ってほしいところ。そして、捨てずにポケットに入れるくらいの配慮が欲しい。
キジウチを、ビニールでやって汚物ごとそのままポイ捨ては言語道断。生理現象なので責めないが、キジウチの技術も磨いてください、これは流石に回収不能です。
すでに、小雨が山から降ってきているが今日は「キレイにする」が目的なので、気にせず同行者との待ち合わせ場所に向かう。
手前のフェンス沿いの側溝は、毎週お婆さんが落ち葉とゴミを片付けてくれているが、決まってポテチの空き袋とペットボトルが捨ててある。
数が5~6袋なので、毎日来ては棄てていく不届きものがいると思われる。ここを、休憩場所に使っているのは決まった連中。ただ、証拠がないので断定はよしておこう。
平気で棄てていく神経を疑う。
特大のスーパーの袋。これで間に合うかと思ったら、すぐに追加することになるとは・・・
今日は「鵜の目鷹の目ゴミの目」で、どんなに小さなクズも回収する心構え。なので、こんな切株が空き缶に見えてしまう。思わず笑ってしまった。
杣谷堰堤までの15分ですでにこの量。流されてきたのかカップ酒のビンが多い。他にも車のケア用品や、回収を躊躇したTENGAの使用済み(最悪だ!)。
タイヤとバッテリー、家電関係は仕分けの関係と重量オーバーで見送ります。いずれ処理するつもり。
杣谷道のもう一台のバイク。杣谷第二堰堤の鉄製階段を登り切った先の谷側にひっそりと棄ててある。こいつも何とかしなきゃだ。
杣谷の巨人の前で小休止。苔むしてきて、いい感じになってきたと思うのは私だけか。
パックマンも苔がいい感じにまとわりついている。心なしか歯が増えている。
そのせいなのか、コンビニエンスストアでもらえるお手拭きが、手前の沢に捨てられていた。自然界で分解しないので、沢に下って回収する。
杣谷峠に到着。トイレはもう使えるようになっていた。ここで、2度目の小休止。スタートしてからすでに2時間が経ってしまった。
同行者の物と合わせても、すでに重量オーバー。腕にだるさが出始めています。あ~、明日は確実に筋肉痛だ。
奥摩耶DWは、缶ゴミ、ペットボトル、たばこの吸い殻、ファストフードのゴミがいつも大量に捨ててある。これはドライバーの仕業。
掬星台までもう少し、ミツマタにほっとしながら最後の格闘を続ける。DWのガードレールの向こう側に散乱するゴミも、懸垂下降の練習をかねて回収してもいいかとさえ思えるくらい。
一人じゃ限界があるので協力者が欲しいところ。
総重量5キロ弱のゴミを回収。今日は労山の全山縦走大会のようで、東屋は大混雑。住み着いてるネコもあちこちでエサをねだっている。ガリガリなのはちょっとかわいそう。
ゆっくり、お昼休憩のあと景色を見ようと水場を通り過ぎると、故障していた時計台がなくなっていた。修理して復活するのはいつだろうか。このまま無くなるのは寂しい。
小雨のレンズ効果でしょうか、対岸の山脈がとても近くに見えた。まだまだ、課題の残るクリーンハイクだったが、ひとまずは良しとしよう。大型ごみや粗大ごみは、役所と掛け合わなければいけないからやっかいだな。
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