初のオフ会でハチノス谷遡行
~本格的な沢登りに恐怖と興奮の入り混じった山行でアドレナリン大放出~
2019年5月26日
ブログのコメント等で、以前より交流のあったH氏と初のオフ会が実現。昨年の、六甲全山縦走でお会いして以来の顔合わせだ。
「季節も良いので、ハチノス谷遡行へ行きませんか?」とのお誘いが、今回の山行のきっかけとなった。新参者のロッコペリにとって、ベテランのH氏にお誘いいただくなど有り得ない話。もちろん、二つ返事でOKだ。
ハチノス谷は、杣谷堰堤内から遡行を開始し、序盤の堰堤をクリアすれば大小の滝登りが楽しめるのも特徴。
特に、圧巻なのはハチノス大滝で、30mはあろう滝身には黙って見上げるしかない圧力がある。
H氏がもう一つ挑戦したかったのが、ハチノス大滝手前にある25mの斜爆。ここは、トップロープでクリアしていく。
ロッコペリにとっても、このような本格的な滝登りは初の体験。緊張と興奮がごちゃ混ぜになりながら、初夏を思わせる晴天の中、遡行を存分に楽しむ事が出来た。
結果このコラボを皮切りに、2019年夏はH氏グループと沢三昧を過ごす事となる。
阪急六甲でH氏と合流。昨秋、六甲全縦でご挨拶して以来となる。朝から夏のような日差しで、遡行日和となる。
杣谷堰堤を越えてすぐ、左カーブの所から堰堤内に下って行く踏み跡がある。
堰堤内に降りたち、北を向くと左より摩耶東谷、杣谷川そしてハチノス谷の三流が合するのがよく分かる。
晴天が続いたせいで、水流はほとんど無い。荒れた河原を進んで、ハチノス谷へと向かう。
すぐに、最初の堰堤が見えてくる。真っ黒なコケで覆われた、何とも不気味な堰堤だ。ここは、右岸より越えていく。
その先、ミニゴルジュ風の所を通過する。上方には、杣谷川から長峰霊園への水道橋が通っている。
進んで、黒くぬめった3m程の小滝がお目見え。
H氏は、ぬめる岩肌の弱点を拾ってすんなりクリアされる。先には2番目の堰堤が見える。
同じ所を登ろうとしたが、地下足袋では全く歯が立たず、水たまりへ仰向けに滑落する始末。左岸から巻くように登る。まったく先が思いやられる。
二番目の堰堤も右岸より越えていく。巻き道は風化していて、やや落石に気を遣う展開。
長峰霊園への水道橋の脇を抜ける。この橋は見た目より頑丈で、重量級の私がのっても揺れたりしなったりとビクともしない。
ハチノス谷堰堤から再び谷へ降りる。地元の方は「ハチース」なんて聞いたことがないとの事。ハチノスの縦読みを誤読→ハチースへ誤記と思われる。
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