iPhoneバッテリー交換

iPhone6のバッテリー交換

~知人からタダでもらったiPhone6、山専用で使っていたがそろそろ限界かも~

2021年12月21日

5年ほど前に、知人が機種変更するので要らなくなったiPhone6を頂いた。山専用に使うので、アプリはジオグラフィカとヤマレコ&コンパスのみと言うシンプル構成。運用も格安SIMで、月額800円ほどとコスパも文句なしの山道具になっている。

ところがここ半年ほど、満充電までの時間が長くなり、アプリの立ち上がりや地図のキャッシュ動作にも時間がかかるようになっていた。

加えて、iPhoneは低温に弱い。

なので冬季は、内ポケットなど体温に近い所での携帯が、バッテリーを長持ちさせるコツだったが、先日の寒波のさなか山行したさい、わずか4時間ほどで保護機能が働きダウンしてしまった。内ポケットに入れていたのにもかかわらずだ。

戻ってから満充電にし、寒い廊下にしばらく出しておいて、再度電源をいれると2分で25%も減ってしまった。最大容量を見ると90%はあるようになっているが、体感的に80%以下に思える。

「そろそろバッテリー交換か・・」と、思ってはいたが、過去に家族のiPhoneのバッテリー交換した際には4,000円ほどかかったので「遊び用のiPhoneにもったいないなぁ」と、放置していた。

背に腹は代えられないのでアマゾンを見ると、なんと1700円弱であるではないか。速攻ポチって交換することにした。


専用工具と取扱説明書(怪しい日本語)が付いているので、ゆっくり確実に行えばミスはない。YouTubeでも説明があるので、初めての方は参考にするといいだろう。

ロッコペリは、家族の分をふくめ何台か交換しているのでサクッと作業を行っていく。唯一いつも失敗するのが、両面テープの引き抜きだ。ドライヤーで温めていても、なぜか途中で引きちぎれる。

その時は、温めながらバッテリーをこじるように外していく。ただし外したバッテリーは使用できない。なお、交換の際には発火や爆発を予防するために、電池の残量を25%以下にしておくこと。

液晶パネルの着脱は特に慎重に行うこと。接続している4本のフラットケーブルを損傷すると液晶ユニットごと交換だ。また、ネジはとても小さく微妙に長さが違うので、外した順に並べて間違えないようにすること。

全て接続のあと、仮組の状態で動作チェックを行う。その際、短絡しないよう写真のようにプラ製のツールで浮かせるか、厚紙などを挟むとよい。問題なければ、電源を切って最終組付けを行う。

組付け後、充電開始10分ほどでバッテリーの状態が認識される。きちんと100%と表示され、充電速度も速くなり、もっさりしていたアプリの立ち上げや動作も目に見えて改善した。5年前のサクサク動作に戻って大満足だ。

互換バッテリーはそれこそ沢山のメーカーが入り乱れている。アマゾンの口コミもアテにならない時代なので、これはと思うものはさくらチェッカーを通して、やらせやサクラなどの事故を未然に防ぐのがいいだろう。

※お断りしておくが、純正品以外はアップルの補償から外れてしまうので注意が必要だ。あくまでも自己責任で行って頂きたい。

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