ヌクトゲートロックと三枚岩

【忘れられたヌクトゲートロックと大スラブ三枚岩を探す】2020.04.26

コロナ禍の中、人との接触を8割減らせと言われて、ロッコペリが真っ先に思い浮かぶのは「山」だ。幸い、アプローチに公共交通機関を利用しなくても、どこからでも取り付けるのが「六甲山系」の良いところだ。

もとより静かなバリエーションルートを好むので、人が集まるような山域には興味がない。なので普段でも8割どころが10割、まず誰とも会わない。本日初めて会話したのは、下山後の銭湯の脱衣所だった。

今回は、六甲山専門学校の受講をきっかけに気になっていた「ヌクトゲートロック」の探索と、そのそばにある「三枚岩」へ行って見ることにした。

どちらも、登れるものならとロープ(50m、20m)等一式を準備する。普段は20m1本でフル装備のところに、50mロープも加わって阪急六甲から歩荷状態。否応なしに筋力不足を思い知らされる。

途中、寄り道をしながら杣谷峠についた時には、ほぼ戦意喪失状態。徳川道をだらだらと桜谷出合いに向かって下って行く。

ヌクトゲートロックの位置を確認し、その風化具合から登るのは断念。そのまま徒渉して三枚岩を探す事にした。

結果としては、一枚のルンゼしか見つけることが出来ず、それも三枚のうちのどれかも分からない始末だった。帰って調べると、最北端の第一ルンゼとも大スラブとも呼ばれているルンゼだった。

支点を構築中に、まとまった通り雨に岩肌を濡らされ更に厭戦ムードに。取りあえず、懸垂で降り1本だけ登ってみた。


すでに10時前、初見の山域にはいつも出遅れてしまう。準備万端、早起きしたのにどうでもよいTVを見てこの有り様だ。

先行するご夫婦2組が登っていかれた。以降、下山まで誰とも合うことはなかった。

2年前の台風で迂回路が出来たため、今では目に触れるこも無くなった案内板。折角なのに、見やすい位置に移設は出来ないものだろうか。

鉄階段をのぼって摩耶第二堰堤の先、杣谷道を逸れて堰堤内に下って行く。

再度、杣谷道に合流する手前に、岩ヂャレからの岩クズが流れ込んでくる地点。岩クズが成長している所を見ると、上では相変わらず崩落が続いているということか。

いつもの滝横を登っていく。しかし、どうにも体が重く倦怠感を感じる。

摩耶第三堰堤手前から旧道に入り、寒滝に寄っておく。堰堤内の水たまりにつがいのカモが泳いでいた。

だらだらと石段を登ったさきにある「勧進滝」にも寄っておく。ここはいつか登って見たい場所の一つなので、ルートを念入りに観察する。

「杣谷の名のある主」と「パックマン」に挨拶をしておく。

杣谷道登山口から90分もかかって到着。なんだがとても足が重い。ここから、桜谷出合いまでは、しばらく下りなので気持ちを切り替える。

桜谷出合いに辛うじて「ヌクト」と表示されているが、ヌクトゲートロックの文字はない。

一瞬「八甲田」を思い出したが、ここは六甲。苔むした感じがいい。

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