裏山をぐるっと散歩

【油こぶしから一ヶ谷西尾根を経てアイスロードに下る】2020.04.19

コロナ禍の中、色々な活動自粛の中で「健康維持のための屋外での運動」については国も、規制するものではないと明言している。とはいえ、公園や河川敷では結構な人出と合う事になるので街中では無理だろう。

そこで、公共交通機関を利用せず、なおかつ人に合わないようにと裏山をぐるっと一周する事にした。

主な持ち物は、湯沸し道具とカップ麺とおにぎりだけ。こんなに身軽なのは何年ぶりだろう、小さめのザック(ポーチ?)に無造作に放り込んで出掛けることにした。

そういえば今年は花見をしていなかったので、道すがら咲いている花を撮りながらのんびりと散策を楽しむ。花の名前が分からないので、他人に伝えようがないのが歯がゆい。

油こぶしでは、数人とすれ違ったのみ。みんな軽装でのんびりと歩かれている。いつもと違い、運動不足解消のためだけに、ただ散策している自分が可笑しい。

六甲ケーブルも毎正時の運行に減便されているせいか、山上駅は閑散としている。もちろん売店も休み。自販機でお茶を買う。

駅舎内では、ツバメたちが飛来し営巣の場所取りでとてもにぎやかになっていた。ずっと上を向いて首を回していたので、寝違いのようになってしまった。

昼は保塁で済ます。

下山は、山上駅横から一ヶ谷西尾根を経てアイスロードに下る。笹が猛烈な勢いで生育しているので、藪こぎが楽しめる。

そういえば、2年前に花が咲いて枯れてしまった長峰山周辺の笹はいつ頃復活するのだろう。


阪急六甲から北上し、炭山橋交差点の先にある擁壁で小さな花が沢山咲いてた。今日は運動不足解消が目的だけの散策なので、のんびりと撮影しながら歩いていく。

ここにくるのも久しぶり。自販機の裏では、老人ホームのスタッフが隠れるように休憩されていたのでびっくりした。この時点では全く見えない。

鉄塔の法面を補強する工事現場に咲いていた花。ハナグモが盛んになにかしていた。

大和ハウス工業等が環境整備事業として、里山を整備している。ここも、うっそうとしていたが、雑木が刈られすっきりとしている。

プラ丸太階段がつづくエリア。下りでは有りがたいが、登りではこの微妙な段差が辛い。なのでいつも、階段横の斜面を登る事になる。

展望エリア、東屋を通過し三角点にて小休止を取る。

油こぶしルートでは一番好きなエリア。雪が降ると格別の風景が楽しめる。

大音響で、音楽を流しながら下る3人組とすれ違う。人それぞれだが、にぎやかな野鳥の声を楽しむこちらにすると迷惑千万。まさに、暴走族のあれと変わらない。(写真はモノクロ処理)

山上駅のシンボル。ここでトイレを借りる。駅舎内では、営巣の場所取りでツバメたちはにぎやかだ。お陰で、見上げすぎて首を痛めてしまった。運行が一時間に1本は少し寂しい気もするが、これだけ観光客がいなければ仕方ない。

記念碑台で昼食を考えたが、恐らくハイカーやドライブでの休憩者が多くいると考え、堡塁に向かう事に。上からのぞくと、数名のクライマーが岩を楽しんでいる。

陽射しは温かいが、風が冷たいので昼食後早々に下る事にする。一ヶ谷西尾根はここから進入する。序盤のゴミのエリアが何ともやるせない。

「さらば、ポイ捨て」と書かれた看板自体が、ポイ捨てされている。シュールだ。

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