老婆谷中俣 鬼婆の住む谷

谷止めの後は、なんともいやらしい流木の滝になる。滑りやすくグラついているので、チェーンスパイクを効かし慎重に登る。

お湿り程度の谷は緩やかに右カーブし、その先に2連の谷止めがあるので右岸より巻いていく。

ここまで来ると土が湿っている程度になり、このルートの終わりが近いことを感じさせる。どちらもよく似た分岐にくるが、ここは左に進む。

笹の向こうにスカイラインが見え、行く手も明るくなってきたのでいよいよゴールだ。

激闘の末、ようやく縦走路の一本下の道に出会う。右から出てきた。正面に進むと、摩耶山の縦走路で最後の丸太階段の所に出る。NHKの電波塔脇を抜けたらゴールはすぐそこ、厳しくも挑戦しがいのある老婆谷中俣ルートだった。

下山は山寺尾根枝尾根から杣谷道へ抜けていく。

合計距離: 5.23 km
最高点の標高: 694 m
最低点の標高: 179 m
累積標高(上り): 639 m
累積標高(下り): -660 m
総所要時間: 04:53:27
Download file: 180805_babadani_ce.gpx

コメント

  1. こんにちは。私は神戸市在住の写真家です。今年8月から沢登りを単独で開始し、最初に3回かけて弁天滝(芦屋)まで到達し、現在イヤガ谷を少しずつ距離を伸ばしながら修験道のある近くまで行けるようになりました。私の実力では老婆谷は難しいと思います。ボルタリングの技術と体力も必要ですよね。いつか行けるようになりたいです。そしてチョックストーン3兄弟を撮影できるようになりたいです。

    • rokkopelli より:

      長谷川様、返信遅くなり申し訳ありません。登山で最近は沢登りを楽しまれているとのことですが、おっしゃる通り一気に難易度を上げるのではなく、少しづつレベルを上げていくのが一番近道ですね。
      ただ、経験者とご一緒することで色々なことが学べ、レベルアップのスピードも格段に向上することもあります。
      また、ボルダリングの技術がいるかと問われると、ないよりはあった方がいいくらいの程度です。
      理由は、安全が確保された人工壁と、予測な不可能は外壁ではまるで勝手がちがうので、ボルダリングのテクニックはあまり役にたちません。
      過去に「初心者」と呼ばれる方を老婆谷へお連れしたこともあるので、長谷川様が「そろそろ行って見たい!」と、思えるようになったら遠慮なくご連絡ください。三兄弟へご案内させていただきます(^^)