杣谷道にて生物観察

【ツマジロカメムシ】背中の真ん中に白い星と、腹部の両ふちの点線が特徴。上のコチャバネセセリを撮影中に、指にとまったものを撮影。

ドライブウェイを天上に向かう。だんだんと霧が濃くなり、幽玄の世界へ入っていく。とても大好きな雰囲気で、雨の日の醍醐味と言えるだろう。

掬星台直下のトイレ前もアジサイが見ごろを迎えていた。これから多くのハイカーの目を楽しませてくれることだろう。

【ニワトコドクガ】接骨木毒蛾と書く。毒は無いので安心して近寄れる。掬星台東側階段にて。まるで少し焦げたクレープのような羽をしている。また、ファーをまとっているようで面白い。

流石にこの時間の掬星台は、人がほとんどいない。存分に霧中の風景を楽しむ。晴れ渡る風景だけが景色ではない。しっとりと佇む感じもいいものなのだ。

止んでいた雨が、また激しくなってきたので摩耶ビューラインにて下山することに。待合い室の窓には天狗蝶がビッシリと張り付いていた。沢山の毛虫の後には当然の事。

昆虫ぎらいの方には申し訳ないが、沢山撮らせて頂いた。

搭乗はわずか6名。感染予防の換気のために、空けている天窓から雨が吹き込んでくる。濡れずに下山を決め込んで利用しているのに、なんだか複雑な気分。

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