天端からのルートの、どこで行き過ぎたのかを確認する。この倒木が目印、次回は間違わない。
のんびりしていたら、もう正午を過ぎてしまった。新ルート探索は時間がかかってしまう。ルンゼから降りるが、時間短縮のため懸垂下降で下って行く。
ルンゼの取りつきの、トラロープが垂れ下がっている位置まで来た。急いでロープを回収する。
木ノ袋滝はいつもの水量、真横の尾根を立ち木を頼りによじ登っていく。
滝そばに、蛇花火みたいなキノコがニョキニョキ。どうやら、ナナフシテングノメシガイ(七節天狗飯匙)またはテングノメシガイ(天狗飯匙)らしい。匙(さじ)=スプーン。
以前と違い斜面の風化と立木の枯死が進み、かなりエグイ登りを強いられる。ようやく滝口と同じ高さまでよじ登る。
再び沢に戻り遡行する。すぐに、巨大チョックストーンがお目見え。左岸の苔の斜面を登っていくが、意外に手こずるし手前はいやらしい釜がある。
次のチョックストーン滝は右岸より越えていくが、今日は濡れたくないので左岸手前のバンド状の所を登っていく。
滝口からみるとこんな感じ。少し暗いか・・。
いい雰囲気の所を通過していく。
川幅一杯の小淵。濡れたくなければ水面下の石にスタンスをとるか、ステミングでクリアする。
堰堤工事の時の残置物。結構ごつい鉄材が転がっている。
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