序盤でつまづく有馬四十八滝巡り

有馬四十八滝巡りのはずが・・

~白石谷を鼓ヶ滝から遡行するはずが、悪僧谷を下る羽目になる~

2020年3月1日

先日の有馬四十八滝巡りのさいに、同行頂いた知人より白石谷の下流から攻めてみようとの提案があり、北神急行を利用し有馬温泉よりスタートした。

J先生からも、鼓ヶ滝から遡行し大小滑滝を経由すると良いとのメールを頂いていたので、合わせて行って見ることにした。

ところが、実際に鼓ヶ滝の取りつきポイントに行って見るとどうも様子が変だ。調べた情報とはまるで風景が違っていたのである。

お陰で初っ端からつまづき、取り付きを探して右往左往・・・トンデモ珍道中となった。


久しぶりに、電車でのアクセスによるスタート。有馬温泉駅にて気合をいれる。

新型ウィルスの流行の兆しの中、それでも駅前は観光客の出足はまずまず。ホテル街を抜け、ます池を右手に見ながら滝川の上流にある鼓ヶ滝を目指す。

茶屋は3月中旬まで休業の情報は事前調査済み。人目を気にせず、心置きなく滝に取付くことが出来る。

参照:GoogleMap

Googleマップに載っていた写真から、目指す滝の全容が分かる。

ようやく目的の鼓ヶ滝がお目見え。なるほど美しい滝だが、実は人工の堰堤のようだ。

人工でも、景観復元工事がキチンとされているので言われないと気がつかないかも。

対岸にはなにやら石碑が建っている。「清響萬吉 燦白雲」と読むのか?

下調べ通り、滝身横と落ち口に梯子がかかっている。難なく取りつけると思ったが、ここから珍道中の始まりになるとは、夢にもおもわなかった。

はて、先人たちはこの垂直の壁を登ったのだろうか?いや、単に水が多いだけで他に取付く場所があるのでは・・と、ウロウロする事しばし。しかし、どう考えても取付くことができない。

帰ってから、Googleマップを精査すると同じ時期に撮られた写真があった。しかしよく見ると、明らかに取付き位置に異変が見られる。丁度、8月に大きな台風があったので、その時に歩道ごと流されてしまったのだろう。

このままでは、あきらめがつかない。今日は日曜、紅葉谷の崩落修復工事も休みと踏んで、鼓ヶ滝公園から右岸を髙巻いてこんな急斜面をよじ登っていく。しかし、残念なことに絶賛工事中だった。

仕方がないので、再び鼓ヶ滝公園に戻り左岸を観察するも滝口に出ることは無理と判断。仕方がないので悪僧滝へ目的地を変える。早速、公園から湯槽谷を目指し進んでいく。橋を渡った民家の左横から進んでいく。

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