平野谷東尾根

分水嶺は、地形図で明らかなコルであり峠になっている。つまりここは、右は南ドントリッジ、左は北ドントリッジの稜線。コルとピークの関係はこちら

5年ぶりに来たあじさい広場。神戸中央山の会によってきれいに手入れされている。

進んで崩落地を通過。実は、今回の目的は今更だが山抜けした場所を見たかったのもある。上の様子も気になるので登ってみようかとも思ったが、落石の危険性があるのでやめておく。

もう一つのおまけ。立岩(三笠岩)の様子を見ておく。クライミング用のボルトもあるので一度は登ってみたいが、この岩裏の洞窟っぽいところにも興味がある。

その先、堰堤工事用の導水路がぽっかり口を開けていた。酔狂にも、この中を胴長を着て探索する御仁もいる。怖くて私には到底まねはできない。

布引のダムまで下ってきたが、こんなに水が少ないのは見たことがない。湖底に工事用の道路のようなものまで露出している。これでは布引の滝が見られないのもうなづける。

優美な五本松堰堤を過ぎ、滝見台を見下ろす地点。今日は子供連れの家族が多くいた。山行も終盤、手を引かれた4歳くらいの男児が、すれ違う人みんなに「こんにちは~~」と元気な声を掛けながらで登ってくる。思わず顔がほころぶ、無償の愛とはこういう事なんだと思う。

渇水の雄滝。雄滝から寒滝への風穴伝説が、もっともらしく思える滝上部のくぼみ。本当に穴がポッカリ開いているように見える。「山と橋を渡るMasao’s Photo Gallery」さんのHPを見ると、さらに上部には沢山の滝つぼがあるようだ。ドローン撮影すれば見れるかも。

鼓滝のちょっと上の対岸に、なにやら魅力的な枯れ滝が見えている。ネットを調べると流石!すでにMuscleさんが探索済みたっだ。

非常事態宣言も解除されるのを見越してか、雄滝からは多くの観光客とすれ違った。

合計距離: 11.09 km
最高点の標高: 411 m
最低点の標高: 41 m
累積標高(上り): 748 m
累積標高(下り): -743 m
総所要時間: 05:09:16
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