仁川渓谷 ロッククライミング

右往左往しながら、踏み跡がハッキリし始めた頃、ようやくムーンライトの上に出ることが出来た。なんとここまで来るのに1時間近く迷走したことになる。

時間がもったいないので、休憩もそこそこにH氏とS女子による支点の構築が始まった。ロッコペリはエスケープルートの回り道を探索しにいく。

今回はロッコペリ以外の初心者が2名いるので、バックアップも構築することに。

一旦全員集合し、トポよりルートの全体を把握する。

H氏が初心者の方へ、ハーネスの装着の仕方からロープワーク、墜落時のロープの役目など細かく丁寧に説明する。

「関西の岩場」に紹介されていたトポを書き込んでみる。今日は右ルートとヘソルートをメインに練習する。H氏はラストにミニレイバックルートも完登していた。

「じゃあロッコペリさんからどうぞ」とH氏の無茶ぶり。いきなりオンサイトと言うやつか。

トップロープなので安心だが、トレッキングシューズに加え朝までの雨で岩肌が濡れてヌメっている。右ルートがどこかなんてちっとも分からない。

気分はアダム・オンドラ・・・気分だけね。ロープが引っかかって流れないので、アッセンダーを付けて登っている。

続くH女子、K女子も果敢に挑戦する。やはり、両名ともトレッキングシューズなので手こずっている。出来るだけ岩に対して、真っ直ぐ立つように指導される。落下しても大丈夫と分かっていても怖いものだ。

K女子は初岩なのに無事完登していた。体の使い方が上手と褒められていた。

続いてS女子の番。クライミングシューズに履き替え装備も万全。岩は久しぶりと言いながら、さすがに現役のクライマー、格好がいいし安心して見ていられる。

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