【チャエダシャク】第一腹節に帯状の白点列と、気門が赤褐色に黒色環。頭部が黒かったりと、色合いや大きさには個体変異がある。
【ヘラクヌギカメムシ(幼虫)】赤い眼に黒いフチのあるカラーリングがいい。
【ヨツボシヒラタシデムシ】こちらも芋虫を捕食。まぁ、これだけ居れば食べ放題といったところか。
アシナガアリと芋虫の真剣バトル。いつも思うのだけど、どのように敵として認識しているのかが分からない。
【ミドリヒメヨコバイ】指をゆっくり近づけるとズリズリ横に逃げる。横ばいたる所以。指を近づけすぎて、ポトリと落ちてしまった。
【フタスジヒラタアブ】の幼虫。ここでも、芋虫の体液を吸う捕食者。ハナアブ科なので成虫は人には安心。
【チャイロキリガ】薄緑色なボディーが綺麗。粉をまぶしたようなしわしわも素敵です。
色んな芋虫のじゃれあいがしばらく続く。そして決めのポーズ!組体操のようになった(笑)小さな曲芸師たちだね。
昆虫たちと戯れていて、すっかり時間が経ってしまった。すでに11時を回っている。ここいらで昼食にして下山しようかと、弱気の虫がでてしまった。
気持ちを切り替えて亀ノ滝堰堤上流すぐ、対岸に廃墟が見える位置の階段から正面の谷へ進んで行く。増水していてるが徒渉は問題なし。
亀ノ滝第二堰堤はダブル堰堤。右岸に取付くも、泥壁でズルズル。倒木を足場に何とか越えていく。堰堤内は水没していたので、足場の悪い水際を上流に進んで谷へ降りる。
堰堤の先すぐの二俣地点。一旦右俣の様子を見に行く。ピンボケだが、結構な長さのスラブ滝が奥にあった。谷自体は短そうなので、またの機会に探索してみよう。
左俣にもどり上流眺める。結構うっそうとしているが気にせず突っ込む。ふと足元の枯葉に、ごそりと動くものがいたのでよく見ると、ヤマアカガエルがいた。とてもおとなしい可愛いカエルだ。
この辺りの赤ガエルは2種。「ニホンアカガエル」は、鼓膜後ろの背中の筋が真っ直ぐ。「ヤマアカガエル」は、鼓膜の後ろで筋が屈曲。
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