寄り道ばかりの縦走路③

鍋蓋山南西尾根

鍋蓋山の南西尾根から縦走路へ

~南方から鍋蓋山へ至る好ルート、マイナーだけど七三峠経由よりおもしろい~

2022年3月6日

今回は、平野スタートで旧有馬街道を通り市道極楽谷線入り口、鍋蓋山の南西に延びる尾根端から登ってみる。神戸側から鍋蓋山に行こうとすると、大龍寺経由以外だと二本松林道もしくは極楽谷線-七三峠経由しかない。

結論から言うと、この南西尾根は取付きすぐの笹薮を抜ければ、縦走路まで尾根通しのとても歩きやすい好ルートだった。破線路とは思えないくらいにしっかりと続く道は、季節にもよるが、ご機嫌のハイクが楽しめること間違いなしだ。


肌寒い久しぶりの神戸駅。下山時よく利用していた、構内の「串カツ日光」が閉店していたのは残念!

7系統(乗り場はH)で平野までバスで楽をする。時間がもったいないという言い訳でバスを使うが、実のところ、平野までの25分の街歩きがだるいだけ。

バスを降り、旧有馬街道の入り口には「平野の祇園さん」と呼ばれる祇園神社がある。鳥居左手前には、高さの測量で使う水準点(二等水準点41.613m)が大切に設置されている。

祇園神社横から旧有馬街道がはじまる。地域猫も多く住んでいて、のんびりとした朝の風景をたのしませてくれる。

道なりに進むと山麓バイパス直下、天王谷川にある古いアーチ型の堰堤が目に留まる。道幅が狭いので、昔は対向する車に対して「市バス接近注意」の電光掲示板で注意喚起をしていたようだ。

ここまでに2ヶ所、天王谷川にかかる旧有馬街道の橋が工事でなくなっている。どちらも迂回の歩道の案内もなされていないので、車がぎりぎりを抜けていく有馬街道を歩く羽目になる。

有馬街道を進んで、いよいよ路側帯もなくなる所で左手に古い高座橋が見えてくる。これを渡って、旧有馬街道に復帰する。

再び有馬街道に合流する手前、バス停「高座」の先に立派な釜をもつ三段の滝があった。上流が鈴蘭台なので、水質は期待できないが美しい滝だった。さしずめ「平野の高座滝」と、言ったところか。

その「平野の高座滝」を進むと、今の有馬街道に合流する。目的の市道極楽谷線は、スイッチバックするかたちで道路を横切るが、なにせ交通量の多い有馬街道なので、ここは大人しく歩行者用信号を利用したい。

極楽谷線の入り口には「救霊隊」の碑がある。この辺りの歴史は【七三峠のトンネル】に詳しく紹介されているので、ここでは割愛する。

南西尾根の取付きは、最初の右カーブにあるカーブミラーの先をガードレールを越えて下っていく。

その先にある、一筋の谷川(金星川)を徒渉し尾根端に取付く。渇水期のためか水流は貧弱だが、支流が多く堰堤だらけのこの川は、大雨が降ると一気に濁流と化すのだろう。

取付いてすぐ、謎のコンクリ枡が数カ所に設置してある。恐る恐る除くも中は空っぽ、少しホッとする。やせ尾根の北側を進むと、石積が現れ笹薮に覆われているので南側にスイッチしていく。

すぐに開放的な尾根が現れ、菊水山南西尾根のようなやぶ漕ぎを覚悟していただけに拍子抜けした。

尾根に乗ったと思ったら、すぐに道は切れ落ちていた。地形的にはここもコルにあたる。右手には前回、向こう側から観察した高座第三砂防ダムが見えてきた。

コルからは、洗掘され根が浮き上がり腐った斜面を登り返す。

コメント

  1. 堤 晴雄 より:

    いつもブログで勉強させて貰って
    ありがとうございます。

    以前 ハチノス大滝の氷爆の時に
    一瞬すれ違わせてもらった者です

    今 六甲道の灘図書館で、昔の
    六甲山を知ろう というイベント
    が行われてまして ケーブルと
    ロープウェイなどの チラシ が
    展示してありますよ。

    よかったら どうぞ。
    もう 行かれてたら ごめんなさい
    3月いっぱいまで やってるそうです。

    • rokkopelli rokkopelli より:

      こちらこそ、いつもご覧いただきありがとうございます。
      これは食指が動く貴重な情報ですね。まだ行ってないので、週末にでも行ってこようと思います。
      ありがとうございました!