八ツ淵の滝再訪

八ツ淵の滝 七遍返ノ滝まで

~前回、時間切れで行けなかった貴船滝の上流の七遍返ノ滝まで足を延ばしてみる~

2021年9月12日

本来12日は野暮用があって山行の予定はなかったが、金曜日にそれが終わったので急遽知人を誘い八ツ淵の滝へ行くことに。週中に雨も降ったので増水が気になったが、この夏最後の沢遊びと決めいく事にした。現地へは前回同様に一日周遊チケットを利用。

スタート地点になるガリバー旅行村は、非常事態宣言をうけ解除まで閉村中。おかげで、人に出会うことはなかった。ただ残念なのが下山後のシャワーが使えないのが痛い。

今日は前回のように邪魔をされるようなパーティーはいないようなので、行ける所までいって折り返す計画とした。なお、今回はシャワークライミングはするが淵を泳ぐ気は全くないので、巻き道を多用した。

ちなみにこの記録、シャイな知人はアップ不可とのことなのでロッコペリだけの登場となる。


9:05比良高島駅発のバスで、ガリバー旅行村に向かう。前回と違って、さらに小ぶりなコミュニティバスがやって来た。乗客は我々2名のみ。帰りのバスの時間が変わっていないか、念のために確認しておく。

入村の料金を徴収する所はシャッターが下りている。もう、シーズン終了したのかと思い緩い坂を上っていく。

管理棟まで来ると、人が居ない理由が分かった。非常事態宣言の影響で9/12まで閉村中のようだ。人影は全く見られないが、路肩に車は結構駐車されている。おそらく、登山の方の車だろう。

残念ながら、下山後あてにしていたシャワーやトイレのあるサニタリー塔もシャッターが閉まっている。

天文台を過ぎると、未舗装が始まり10分ほどで💀マークが沢山かかれた案内板に到着する。そのまま進み、すぐの丁字路を八ツ淵の滝方面に進む。

山道を進んで5分ほどで、魚止ノ滝方面の分岐に出会う。ここから、踏み跡をたどり入渓地点に下っていく。トレースがやや入り乱れているので、堰堤下流に降りたくなければ上流を目指すようにするといい。

10:20入渓。入水の儀を済ますが、さすがに水温も低くあまり長くは浸かりたくない。ロッコペリはワークマンのZEROドライTシャツ一枚なので、保温はミートテックに頼るしかない。

準備をしていると、ツアーなのか初老の男性沢ガイドに連れられた若い女性3人が、お揃いのヘルメットにライフジャケットを身に着け下って来た。

盛夏ならドボンと浸かって進むところ、出来るだけ淵をへつるように進んで行く。巨石群を抜けると最初に魚止滝に到着する。せっかくなので、登ろうとも考えたが今日の目的は行ける所まで進むことなので巻くことにする。

アトラクションを楽しむように、後方から終始黄色い声が聞こえている。怖さを知らず、純粋に水遊びを楽しめるのは微笑ましい光景だ。

続いて「障子ノ滝」に到着。入り口の看板にもあるとおり、ここは死亡事故多発地点

今日は先日の雨の影響で、ホッチキスとロープを使って登っても天辺は濡れたリッジになっている。その狭さと高度感から、バランスを崩す人が出てもおかしくない場所だ。また、ロープを使って濡れた壁面を登るのは相当な腕力が必要となる。濡れた岩場に慣れていない人は、入渓せずに大摺鉢まで登山道を利用することを勧める。

実はこの場所、天辺まで登らずに滝つぼの方に周ると足場があって、安全に次のはしごに取付くことが出来る。はしごの先は登山道まで長いクサリ場で、登り専用になっている。

10分ほどで空戸ノ滝上部に到着。ギョリンソウが生えていたが上手く撮れなかった。ここは大摺鉢とワサビ谷の合流地点でもある。前回、空戸ノ滝の上部スラブでSさんが滑落停止した場所を再確認する。今見ても、本当にケガがなくて良かったと冷や汗がでる。

そういえば、障子ノ滝からクサリ場を抜け登山道へ復帰したとき、下の方から悲鳴が聞こえたが大丈夫だったのだろうか。決して楽しそうな黄色い声ではなかった。

先の地点から振り向けば大擂鉢が見えてくる。有名な「八徳」の撮影スポットに男性が一人腰掛けくつろいでいた。お互いに勝手なのだが、気をきかせてどこか違う場所でお願いしたいものだ。後ほどここに戻ってくる予定なので、それまでにはいなくなるだろう。

六甲の菊水山の山頂碑前や天狗岩南尾根の天狗岩など、皆が必ず記念に撮りたいポイントにどっかと腰掛けているハイカーを見ることがある。そんな時は「一枚撮っていただけませんか?」と、声を掛けるといいだろう。

大擂鉢はどこからでも取付くことが出来る。楽なのは倒木を利用して右岸を登る方法。ここの釜は深いけど、広く開放的だ。

大擂鉢、小擂鉢を越えるとすぐに屏風滝のゴルジュに到着する。ここで、軽く昼食を摂り冷えた体を温めることにする。そういえば、先ほどの沢ツアーのパーティが全く追いついて来ない。ツアーなら少なくとも、この先の貴船ノ滝までは案内するだろうに・・とても心配だ。

屏風ノ滝を高巻いて貴船ノ滝に降り立つが、この巻き道も死亡多発地点となっている。確かに、濡れていると滑りやすくクサリ場となっているが神経を使う。

貴船ノ滝へは、一旦徒渉して左岸の壁際をトラバースすると滝壺に最接近出来る。今日は、水量が多く爆風のせいで正面を向くのが一苦労だった。

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