【ナバ谷遡行から天狗塚直下へ】2019.10.13
台風19号も近畿から遠ざかり、ようやく山に行けるようになった。他のハイカーも待ちわびていたようで、駅では何組もの待ち合わせを見かけ、杣谷道登山口にて足拵えをしている間にも多くの方と挨拶を交わした。
台風の影響で、摩耶東谷・杣谷川とも徒渉地点はやや水量が多め。杣谷道進んで、摩耶第三砂防ダムを越えるところまで快適なハイキングを楽しむ。
摩耶第三砂防ダムを越え、東から流入してくる小さな沢をコンクリの飛び石を使って徒渉する地点が、ナバ谷の入渓地点となる。
ナバ谷は水質も大変よく、序盤の滝や沢は気持ちよく遡行ができる。4つの堰堤を越え、詰めの終盤は長峰山・天狗塚直下を目指すため、枯れた笹薮とすべりやすい弱地盤との戦いとなる。
天狗塚登頂の後は、下山ルートとしてハチノス谷東尾根ルートを選択。天狗梁へ寄って昼食を摂る。下山地点は、長峰霊園の最上部となる。
![](https://rokkopelli.com/wp-content/uploads/2020/03/PA131489-1024x768.jpg)
杣谷道登山口の長峰砂防ダムからは、豪快に水が吐き出されていた。地下足袋に履き替えていると続々と、ハイカーが上がってくる。皆さん、天候の回復を待ちわびていたようだ。
![](https://rokkopelli.com/wp-content/uploads/2020/03/PA131494-1024x768.jpg)
いつもは流れの少ない杣谷川の徒渉地点も、いかにも沢らしくいい雰囲気になっている
![](https://rokkopelli.com/wp-content/uploads/2020/03/PA131497-1024x768.jpg)
摩耶第二砂防ダムも、すだれ滝状で深緑の奥に白壁をつくっていた
![](https://rokkopelli.com/wp-content/uploads/2020/03/PA131498-1024x768.jpg)
ふと足元を動くものがあったので、見てみると沢ガニが懸命にこちらを威嚇をしていた。ならばと、すこし戯れてみる。
![](https://rokkopelli.com/wp-content/uploads/2020/03/PA131503-1024x768.jpg)
次の徒渉地点「この先行き止まり」標柱の奥には、岩ヂャレからの石くずが流れ着く地点がある。
![](https://rokkopelli.com/wp-content/uploads/2020/03/PA131505-1024x768.jpg)
杣谷道でハイカーがよく目にする滝。結構有名な滝だが名前が無いのが不思議。杣谷道はこの右岸を巻いて行く。
![](https://rokkopelli.com/wp-content/uploads/2020/03/PA131506-1024x768.jpg)
コンクリの飛び石から撮影。普段はほとんど水流が見られない入渓地点。今日はいい雰囲気で楽しめそう。
![](https://rokkopelli.com/wp-content/uploads/2020/03/PA131507.jpg)
ナバ滝① 流れの右側を登っていく。今日は沢仕様でないので濡れたくはないが、流れのきわを登る。
![](https://rokkopelli.com/wp-content/uploads/2020/03/PA131509.jpg)
ナバ滝② まず右から取付き、途中で流れをまたぎ左にスイッチして登っていく
![](https://rokkopelli.com/wp-content/uploads/2020/03/PA131511.jpg)
ナバ滝③ 右岸流芯そばを登っていく
![](https://rokkopelli.com/wp-content/uploads/2020/03/PA131512-1024x768.jpg)
水質がいいので、苔くさくも無く気持ちよく遡行が楽しめる。
![](https://rokkopelli.com/wp-content/uploads/2020/03/PA131513.jpg)
ナバ滝④ これも右岸流芯そばを登っていく。これで、序盤の「ナバ滝」は4段にて終了。気持ちよく楽しめる滝だ。
![](https://rokkopelli.com/wp-content/uploads/2020/03/PA131514.jpg)
ナバ滝進んですぐ、小さくオーバーハングした滝がお目見え。濡れたくないので、素直に右岸を巻いていく。奥に堰堤が見えている。
![](https://rokkopelli.com/wp-content/uploads/2020/03/PA131515-1024x768.jpg)
適度な採光があるので、緑の綺麗なビロード状の苔をまとった堰堤となっている。渓相とあいまって、いい雰囲気。
![](https://rokkopelli.com/wp-content/uploads/2020/03/PA131517-1024x768.jpg)
堰堤越えてすぐ二俣。ここは90度流れが変わる北西(左俣)に進む。
コメント