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みんなが目にするこの構造物は、「六甲登山架空索道」の一号支柱跡。この時代のコンクリは良く出来ている。
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長雨のせいで、すでに山はキノコ祭りの様相。キノコはよく分からないので、とりあえず撮ってみた。
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ここは左へ。直進すると、一ヶ谷西尾根へのルート。急登でところどころ階段があり、「電話」と書かれた標柱で尾根に乗る。
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真水茶屋跡(基礎のコンクリがのぞいている)を通過。この辺りは歩きやすい。
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秋になると、食事を頂きながらの紅葉狩りには最適な場所。
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こんもりした山の手前に、六甲登山架空索道の二号支柱跡と立派な切通しが眠っている。70年という時間が、人工物を森に返そうとしているがちょっと残念な気がする。
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少し上流の細尾根には、三号支柱の巨大な基礎がある。まるで「天空の城ラピュタ」に出てくるような感じ。谷から痩せ尾根を標高で50m登り、平らな研削地より北へ30mトラバースすると出会える。
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進んで古い石積み堰堤の前には、橋が架かっていたであろう橋脚がある。この上を氷を運ぶ荷車が夜通し下っていたのだろう。雰囲気のよい道を進むが、湿気がひどく体がきつい。ふと足元をみると笑顔が転がっていた。
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鉄階段のところ。ここが新アイスロードと旧アイスロードとの合流点。新アイスロードは左俣の谷へ。4年前は堰堤工事中だったところ。水呑茶屋跡を探すため鉄階段をのぼる。
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鉄階段を上がって左の斜面に取付く。やや荒れ気味だがうっすらと踏み跡が藪の奥に続いている。
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藪を入ってすぐ広めの場所にでた。ガラス瓶と湯呑み、どんぶりのフタなどが散乱していた。どうやらここが水呑茶屋跡で間違いないようだ。ボトルディギングに興味があるが、今日は目的が違うので放置して進む。
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水呑茶屋跡からは、谷筋を辿って上流に向かう。堰堤工事で使われていたものなのか、何かの骨組みがあった。すぐに堰堤に到着する。右岸にホッチキスがあるが、新アイスロードは左岸沿い。水が滴るここをよじ登る。
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天端までやって来た。谷の上流をみると古い堰堤が見える。堰堤内に降りようにも左岸側は切り立って降りられない。とりあえず、工事の時についたと思われる、薄い踏み跡を辿るために藪に戻る。
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