摩耶・長峰エリア

雨の青谷川右俣

天気は朝から雨、時折り激しく降るとの予報。雨の日はガスがかかって、しっとりと幻想的は水墨画のような雰囲気が好きだ。山の木々はたっぷりの水分を得て晴れの日よりも生き生きしているのがよくわかる。湿った落ち葉などの堆積物や、樹々が放出するフィトンチッドのすがすがしい芳香は、雨の日にとくに強く感じるから胸いっぱいに吸い込みたいものだ。体中が浄化される気分になれる。今回は久しく訪れていない青谷川流域の探索にでかけた。とくに、上野道のコルに突き上げる幅広の谷筋は、以前からマークしていたものだ。
その他

野菜の無人販売所

知人宅の古民家のリフォームをしつつ、いつもの山&畑仕事のお手伝いも行っているので、なかなかお山には行けないのがもどかしい。そんな中、野菜の無人販売所を造ってほしいとの話があり、どうせ作るならよく見かける小屋の販売所ではなく、マルシェの雰囲気を味わえるようなしつらえを考えました。
摩耶・長峰エリア

杣谷道の勧進滝で遊ぶ

6/30は増水を期待して勧進滝に向かったが、スタートの時点で雨脚が強く、阪急六甲の先、六甲山登山口の交差点から見る摩耶山は重く黒い雨雲に覆われていた。途中、寒谷滝や寄り道をしながら進んだので、勧進滝に着いたときはお昼をすぎてしまっていた。晴れていても陰鬱な勧進滝が、立ち込める霧の影響でヘッデンがいるくらいの暗さになっていた。この時間から、巻き上がって支点を作り、色々遊んで撤収までを考えると・・・などとグズグズ思案六法。結局、滝登りは諦め、さっさと沢遊びに切り替えてしまった。
六甲山エリア

有馬 滑滝の滑滝

以前、J先生から「滑滝のさらに奥に、もっと面白い滑滝があるから行って見るといい」と、言われてから随分と時間が経ってしまった。2月に滑滝を詰めた際、堰堤前の左俣にこの滝があるのをチラ見しているが、冬ということもあって渓相も明るく、さほど傾斜のない滑滝と軽くみていた。※以降、この滝を「黒滑滝」と表現します。
その他

リノベーション奮闘記③

母屋のおおまかなリノベーションがすみ、知人の引っ越しも完了。家電や家具が入り、いよいよ本格的な田舎暮らしが始まった。とはいえ、まだまだやらなければいけない細かな作業は沢山ある。仕事の合間に、それらを進めていくようにお願いし、ロッコペリは大好きな造作仕事に取り掛かることにする。
その他

リノベーション奮闘記②

和式の建物は、細かく部屋割りがされていて、大きく使いたいときには建具を片付けてワンルーム的にと融通が利くようになっている。ただ現代の生活スタイルでは、LDは広く取るのが主流で、知人も広く住みたいとの要望だった。
その他

リノベーション奮闘記①

山仲間の知人が、丹波篠山に移住を決めたのが2022年の初めごろ。理想とする物件を探し回り、ようやく出会ったのが築60年近い平屋の古民家だった。知人曰く、できる限り自分たちでリノベーションをやりたいとの事で、22年の10月よりお手伝いをすることに。もともと、木工が大好きなロッコペリ。無いものは自分で作るがモットーで、いろんな物を自作してきたこともあって、少しでも役に立つのならと買って出た。
摩耶・長峰エリア

天望山尾根

天望山へ登るのは、何年ぶりだろうか。取り付きだった、フェンスの切れ目が通行不能になってからは登ってない。今回は、一度登ってみたかった新土橋からの取り付きを選択。登山道に乗るまでは、ザレた斜面に気を遣うが、登山道に出てしまえば、ケーブル山上駅までは、踏み跡はしっかりとある。一定数歩かれていると言うことか。
摩耶・長峰エリア

長峰山の山羊戸渡へ

「山羊戸渡」の語源については諸説あるが、明治時代に神戸に居留していた外国人がこのルートに登る際「Go To Ridge」と発音していたものが転じてゴートリッジとなり、ゴート=山羊、リッジ=岩稜尾根、戸渡と当て字が振られたのもその一つだ。他にもアゴニー(Agony:苦痛)坂、トウェンティクロス(Twenty-cross:二十渉)、カスケードバレー(Cascade-valle:連なった小さな滝のある谷)など、当時の外国人と神戸との関りがよく分かる。