長峰山主要ルート整備2

長峰山の主ルートからハチノス谷西尾根の整備

~春を前に昨年やり残したエリの整備を行う~

2020年1月31日

春に向けて植物が繁茂する前に、昨年の整備時にやり残していた登山道の整備を行った。

今回も、篠原台登山口より取付き長峰山主ルートの防火帯付近の笹刈りと、最近メジャーになりつつあるハチノス谷西尾根の倒木たちを撤去した。

杣谷峠側には登山口(伯母野山)が通行止めと表示され、すっかり人気のない山になってしまった。それでも作業中に4名、天狗塚の下で風をよけて食事されていた2名とお会いした。

あとは、ハチノス谷西尾根の中腹あたりで地元の中学生男子3人組が登ってきた。「頂上までこの道を行けば着けますか?あとどれくらいで着きますか?」と聞かれた。

手ぶらとはいえ、時間も15時を回っている。地図や水、ヘッデンも持っていない様子。

「ここからだと、往復1時間40分はかかるよ。あと1時間ほどで山は暗くなるから、悪いことは言わないから別の日にしなさい」と答えておいた。薄暗くなって、明かりもなく知らない尾根道を下るのは遭難の危険が高くなるからだ。

少年たちは「分かりました。でも行けるところまで行ってみます」と登っていった。

心配しつつ数カ所の倒木の撤去を行い、こちらも時間が押してきたので下山をしていると、上の方で少年らのにぎやかな声が聞こえてきた。途中で引き返したようで、一安心した。


今回も篠原台登山口より取付いていく。奥には、崩落地の修復と堰堤工事の様子がよく見えている。

目につく倒木は切っていく。特に目線の位置にある枝は危ないのでこまめに刈りこむ。

前回、棘植物のトンネルだったところ。つるが垂れ下がって来ている。つるは樹木を覆い隠し、光合成の邪魔をし森を枯らすので撤去することに。

前回刈った付近。摩耶さんぽさんはじめ、有志によりさらに手入れが進んでいる。感謝!!

それでは、前回の続きの作業をやっていく!ここでも、ガシガシ刈りこんでいく。笹刈りは、春先からのヤブ化を見越して2m幅くらい刈込んだ。

さらに進むと丸太階段があるが、夏には藪になりそうなので広めに刈りこんでいく。これにて防火帯周辺の笹刈りは終わりにする。

進路が西に転進してしばらく進んだ地点。腰をかがめないと通過できない。倒木はまだ生きているので、通行に支障の出る部分だけをトリミングしておいた。

長峰山山頂の天狗塚。稜線にでると冷たい風にさらされるので、写真を撮ったらすぐにハチノス谷西尾根へと向かう。

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