烏原鉄塔巡視路探索 敗退

先ほどの分岐点から、取りあえず7番鉄塔へ向かってみる。鉄塔へ向かう左手に、細い踏み跡が有ったので、後ほど下ってみる。

鉄塔の基部で昼食を摂る。うららかな日差しに春を感じながら、以降の作戦を考える。

鉄塔の手前から下ってみたものの、元々谷筋は大小関係なく嫌でたまらない。若いころ沢で溺れたトラウマが影響している。

上から見るととてつもなく高く感じたが、巻いて下ってみるとせいぜい3m程の段差だったりする。

どういわれようと嫌なものは仕方ない。谷から外れないよう脆い尾根を下って来た(写真中央)。大きな谷に合流し振り返り撮影。明るい日差しにホッとする。

下ってすぐに、枯れ竹が左右から流れ込んだ地点を通過する。ポキポキと造作なく折れるので、苦労なく通過できた。

その先は、水流は無いが本当の滝状になっていて、8m以上落ち込みさらに太い谷へと続いている。

詰まったかに思えたが、左岸上方を見上げると踏み跡と境界杭が見えたのでよじ登っていく。地形図からはこの上に天王谷第二西尾根が通っているはず。ルーファンの精度を信じて激上る。

尾根にのってからはしっかりとした尾根道が続いていた。眼下に山麓バイパスが確認できた。

下るにしたがって、尾根幅も広く明瞭になってきた。快適に下っていける。

左の谷が広くなる辺りで、「ガンバレ」とペイントされてた樹があった。その先にはガードレールも見えている。こういった落書きは頂けない。

ガードレールまで進むと、この左の谷が「開ヶ谷」である事が分かった。

コメント