藪と連続してこの大シダを抜けていくが、大シダにはなぜがマダニがいないのでガンガン突っ込んでいける。ついでにマダニを落としてくれないか期待する。
笹薮を抜けるたびにこまめな確認は必要。小さいもので、2mm程度の赤いダニも付いていることがある。特に靴や靴紐、縫い目に取付く習性がある。
ようやく、五六見山のピークが見えてきた。目的地は、ピークから少し下がった水晶山と呼ばれる岩塔で、ちょうど矢印のあたりの予定。
縦走路はここを下っていくが、目的地は右方向にある。
仏が台(往復)とあるが、皆さんは往復するらしい。仏が台は言われは分からないが別名、五六見山と呼ばれている。
振り返ると大浦湾を俯瞰でき、晴れていれば明石海峡大橋まで一望できる。
山頂(292.7m)に到着。やたら案内板の多い山頂である。それだけ、地元の方にはポピュラーなコースということか。
おお!ちゃんと水晶山の案内があった。水晶山といってもピークがあるわけでなく、どうやらこの先の露岩帯を表しているらしい。
一応、三角点にタッチしておく
記帳箱があったので、記念に書き込んでおく。地元なんだけどちょっと格好つけてfrom神戸と書き込んでおいた。ちょっと見栄っ張りかな。
山頂から、北東に下るとほどなく岩稜帯に到達する。眼下には相生湾と野瀬集落が見えてくる。
岩塔があったので、立ってみる。最近はやたらとこういった場所に立つようになった。
さて、お宝探しの前に別の岩塔に移り腹ごしらえを済ましておく。六甲山系と違って、同じ花崗岩だが出来方が違うのでボロボロにはなっていない。
このオレンジ色の粒つぶは、ゴマフボクトウ蛾の幼虫のフン。縦走路でときどき見かける。
出遅れたせいもあるが、時間が無くなって来た。また、一時的に雨脚も強くなったのでカッパを着ての探索は蒸し暑く閉口する。まあ場所も分かった事なので、今度再挑戦する事にして下山を開始する。高度が下がるにつれ傾斜も緩み、シダが多く茂るエリアを抜けていく。
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