苔むした古い案内板がある。先の人工堰堤が出来る前のものだろう。
ともかく、湯槽谷山を目指す。ここから、標高差150mの急登を一気に登る。
山頂手前のこの切株から、北東に伸びる尾根へトラバースする。
尾根を乗越して悪僧谷へ適当に下って行く。植林がとてもきれいに整備されていて気持ちいい。
途中、結構大きめの炭焼き跡があった。
本格的に谷へ入る前に、このような綺麗な苔のエリアがあった。写真の苔は、まるでヘルメットのように、完全な半球形をしている。
写真では分かり辛いが、斜度のあるザレ場なので、一歩ごと崩れて歩きにくい。
伏流していた水が徐々に顔を出し始める。この先で東隣の谷が合流するのが分かる。
合流地点の二俣で振り返り撮影。右俣より下って来た。
二俣地点より下ってすぐの地点。何とも奇妙な境界杭があった。基礎の周りは流されてしまったのか、まるで地層をみているようだ。
水流が多くなり、その先で切れ落ちていた。恐らくここが悪僧滝だろう。苔むした右岸より、慎重に下って行く。
悪僧滝は計三段の滝となっていた。少し遅くなったが、ここでお昼休憩とした。写真では写っていないが、小さな滝つぼはコンクリで囲われている。
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