GPSアプリ

GPSアプリを使おう

特に六甲山は都市山としての性格が強く、主要ルートには案内板が整備され、交通機関をつかえば誰でも六甲山最高峰まで行くことが出来ます。その六甲山を含め東京・高尾山など、低山での遭難原因のトップは道迷いなのです。

裏を返せば大した装備が無くても、気軽に誰もが日帰り登山を楽しめるがゆえの落とし穴が「道迷い遭難」なのでしょう。

現在地が分かれば、道迷いからの復帰は可能です。ぜひ、紙の地図とコンパス、そしてGPSアプリを使って遭難予防に努めましょう。

色々なGPSアプリを使って来ましたが、ロッコペリのお勧めは「ジオグラフィカ」です。現段階で、バリエーションルートを含め登山で使うには最強のアプリと言っても過言ではないでしょう。開発者自身が登山をされるので、欲しい機能はほぼそろってます。スマホとの相性は、やはりiPhoneがいいようです。アンドロイドは、各メーカーの個性があるので使いづらい機種もあります。

GPSアプリの使用上の注意

GPSアプリは、スマートフォンにインストールして使用する「道具」なので、ちょっとしたコツを覚えておくといいでしょう。

【バッテリー残量に注意】…iPhoneなら通常1時間で8~10%ほど電力を使用します。冬季はさらに消耗が激しいので、スマホ本体が冷えないよう服の内側で保温するなどの対策が必要です。予備バッテリーは山行の日程の長さに応じて準備しましょう。また、スマホは電波が圏外になると、何度も再接続を試みるためより多くの電力を消費します。必ず「機内モード」に切り替え節電しましょう。

【突然のトラブルに注意】…スマホを落として壊れたり、紛失または水没といった不慮のトラブルに見舞われる恐れがあります。そもそも、登山中に物を落とすのは、たとえどんなに小さなものでもタブーです。スマホや飲料、タオル類など頻繁に手に取る物には落下防止処置を行いましょう。

【アプリ独特のクセ】…どの地図アプリもそうなのですが、最初に「キャッシュ」と呼ばれる地図データの読み込みが必要です。読み込みと言っても、電波の届く場所で、行きたい山域やルートを画面表示するだけなので簡単です(ジオグラフィカなら、一括読み込み可)。山に入るとスマホの電波は圏外になったり、機内モード設定にしたりしますが、アプリはキャッシュされた地図とGPS電波(宇宙から降ってくる)を照合し、キチンと現在地を示してくれます。

※大変便利で、視界が効かない時など絶大な安心感を与えてくれるGPSアプリですが、ナビゲーション力を鍛えるためにも、やはり紙の地図での読図は必要です。ロッコペリの場合、メインは紙の地図とコンパス、サブにアプリの位置づけで山行しています。


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