六甲山エリア

アイスロード 新道再探索

前回の山行後の復習で分かったことをふまえての再探索だったが、結果としてはぶつ切りではあるが新アイスロードの断片を確認できただけでも大きな収穫だった。氷を積んだ荷車が通ることを考えながら、藪の中の点をつなぐように進むルートファインディングは中々面白かった。これまで以上に、地形を見る力が試された感じで充実した一日だった。
六甲山エリア

六甲ローカルハイクディスカッション

縁あって11月14日(土)に開催される「六甲ローカルハイクディスカッション」への参加がきまりました。興味がある方はぜひ下記の「白馬堂」さんへ連絡して下さい。ゲストのみなさんは、ロッコペリにとっては個人的にバリエーションルートの師と仰ぐべきお方達。その方達と、若干5年目のバリルートハイカーが同席させていただけるなんてとても光栄なこと。
六甲山エリア

アイスロード 新道探索(敗退)

以前からアイスロードを通るたびに「本当にこんな急坂を氷を載せて運んでたのか?」と疑問があった。今回「歴史と神戸」の冊子を読んで、その謎が解けた。やはり、事故が多く明治24年12月に新アイスロードとして新道が整備されたようだ。記事には、谷筋を抜けるのではるかに安全に下れたとある。その後、氷を運ぶこともなくなり、防災のため谷筋に堰堤が作られ新道の方が消滅してしまった。
六甲山エリア

大月地獄谷を再訪

知人のKumaさんが計画している、ロングトレイルの候補には大月地獄谷が含まれている。計画では、ここをどうクリアするかが成功の鍵となるようだ。大月地獄谷へは、登りで1回、下りでは赤滝谷からの1回しか行った事がない。今回、僭越ながら案内させて頂く運びとなった。大月地獄谷からのエスケープにはオリエンタル谷、下山には迷いやすいとされる五助山ルートを選択。
摩耶・長峰エリア

岩ケ谷遡行と石英脈探し

姫路の市川での鉱物採集以来の水晶探し。杣谷川の河原の花崗岩をルーペで観察すると、1~2mm程度の水晶を含むガマ(晶洞)が結構見つかる。六甲山は花崗岩でできた山で、水晶山や水晶谷など水晶にまつわる名前もある。知り合いの古老からは、小学生の頃に青谷辺りによく水晶を採りに行ったとの話を聞く。ただ、よく行った割りには場所を覚えていないのが残念。
摩耶・長峰エリア

勧進滝遡行

勧進滝は雨が降っても、岩肌をチョロチョロ濡らす程度で水量の乏しい滝だ。逆に冬の氷瀑は、滝身が陽の光を浴びて、杣谷道からでも分かるくらい見事に白く輝く。今日はその勧進滝を登攀しそのまま遡行を考えた。もともと水量の乏しい滝なので、その上流もすぐに伏流して退屈な登りが待っていると思っていたが、嬉しいことに見事にその期待は裏切られた。
摩耶・長峰エリア

杣谷道にて生物観察

土曜夜半までの雨と、日曜は終日雨の天気予報に山行はあきらめ、ゆっくり目の朝を迎えた。ところが、窓の外は薄日が差し込み、ところどころ晴れ間も見える天気にしてやられた感じ。昆虫観察には遅い時間だが、霧中の蜘蛛の巣なら綺麗に見えるだろうと、知人に声をかけ昼前から杣谷道を経由して掬星台に向かった。摩耶東谷、杣谷など数か所の徒渉地点はどこも水没状態で難儀する事に。
六甲山エリア

シイノトモシビダケ 第三段

4年前に現地でお爺さんに見せて頂いた写真の、見事に光る群生のキノコ(シイノトモシビダケ)をこの目で見たくて今年は現地に通っている。日曜日にまとまった雨が降ったので、今回も期待しつつ現地に向うことに。今回は、過去見た中で最も多くのキノコを見ることが出来て大満足。群生には程遠いが、それでも大小20~30本のキノコが光っているのを見ることが出来た。
六甲山エリア

シイノトモシビダケ

結論から先に言うと、気持ちが先走ってシイノトモシビダケの最盛期には早すぎた。結局一本しか生えてなかったが、それでも神秘的な光には魅了されてしまう。つい、カメラの設定を色々変化させながら撮影を楽しむ事となったが、お見せできるのはたったの1枚のみ。あとは、同行した知人の庭師の方と、互いにあきれるくらい夜行性生物(主に昆虫)の撮影に没頭したので、今回のブログはほぼ昆虫観察となる。